心霊か!?園児の絵に描かれた「この黒いのはなぁに…?」先生も驚いた“家族の絵の真相”【作者に訊く】

幼稚園児が描いた家族の絵にそぐわない謎の黒い影…その正体が意表を突く4コマ/画像提供:留々家(@ruru_ie)

心霊か!?園児の絵に描かれた「この黒いのはなぁに…?」先生も驚いた“家族の絵の真相”【作者に訊く】

4月3日(木) 2:00

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幼稚園児が描いた家族の絵にそぐわない謎の黒い影…その正体が意表を突く4コマ
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お絵描きの時間、幼稚園児が描いた家族の絵に謎の黒い影が…。先生が訊ねた影の正体は「まったく怖くない」もので――?
心霊やホラーは、ドキっとするような急展開や予想を裏切るどんでん返しが魅力の1つ。そんな魅力を活かしつつも、恐怖は一切なしの心霊4コマに反響が集まっている。作者はSNS上で多彩な創作4コマ作品を描く留々家(るるいえ)(@ruru_ie)さん。驚きはそのままに、怖さゼロの心霊4コマを描く裏側を取材した。


■黒い人影の正体とは?先生が驚いたマサルくんの家族の絵
4コマ「影」(1)

4コマ「影」(2)

4コマ「影」(3)

心霊・ホラーを題材にした4コマ漫画が反響を呼んでいる作者の留々家さん。その作品には、心霊ネタで怖さを使わない独自のアイデアが注目されている。4コマ漫画を描く際、題材に関する「お約束」や「あるあるネタ」を元にアイデアを練るという留々家さんは、心霊やホラーというジャンルに多くの「お約束」が存在するため、それらを4コマ漫画として取り扱いやすいテーマだと感じているそうだ。

例えば、心霊写真を題材にする場合、「点が3つあれば人の顔に見える」「写っている人数に対して手足の数が多い」といったお約束や、「おわかりいただけただろうか」というテレビ番組の決まり文句をヒントにアイデアを発想するという。また、心霊やホラーが非日常の世界である点を逆手に取り、そこへ日常的な感覚を持ち込むことで緊張感を崩し、笑いを引き出すことにつながるのではないかと考えているそうだ。

逆に留々家さんの4コマ漫画では、日常を感じさせる展開から、思わずぞっとするようなオチへとつながる作品も多い。非日常的な結末を引き立てるために、日常感を強調することはあるが、それ以上に、日常と非日常が同居すること自体の面白さを重視しているそうだ。そのため、意識しているのは、読者が納得できる形で日常と非日常をつなげること。この考え方は、先に述べた「非日常の中に日常的な感覚を持ち込む」という手法とも共通しているという。

本作の魅力は、一見相反する「日常」と「非日常」の間に橋を架ける物語の展開により、多彩な感情を味わえる点にある。ぜひ一度読んでみてほしい。


取材協力:留々家(@ruru_ie)

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