鈴木亮平×有村架純『花まんま』素直になれない兄妹の掛け合いを捉えた本編映像公開

『花まんま』

鈴木亮平×有村架純『花まんま』素直になれない兄妹の掛け合いを捉えた本編映像公開

4月2日(水) 22:00

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4月4日(金) に公開される映画『花まんま』より、鈴木亮平と有村架純が演じる兄妹のやりとりを捉えた本編映像が公開された。

本作は、作家・朱川湊人の代表作で2005年に第133回直木賞を受賞した短編集『花まんま』(文春文庫)を、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』など、コメディから感動作まで幅広い表現力を併せ持つ前田哲監督が映画化。ある兄妹の不思議な体験を描く。

公開されたのは、行きつけのお好み焼き店「みよし」で兄・俊樹(鈴木亮平)、妹・フミ子(有村架純)、そしてフミ子の婚約者・中沢太郎(鈴鹿央士)が結婚式の打ち合わせをするシーン。

まだ結婚を認めていないのか、スマホをいじりながらいい加減な態度で話を聞く俊樹に、フミ子は腹を立てておしぼりを投げつけ不満を露に。あまり協力的ではない俊樹にフミ子が捲し立てて話し続けるが、ついに俊樹は「もううるさい」と言って店を出ていってしまう。その間、終始気まずそうにしていた太郎は「お兄さん、まだ(結婚を)認めてくれてないのかな」と不安がる一方、フミ子は「ちょっと兄貴ヅラしたいだけや」と落ち着いた様子で言う。

俊樹の幼なじみで「みよし」の看板娘・駒子(ファーストサマーウイカ)も「大丈夫やって。トシちゃんと太郎さん、なんか似てるもん、一途なところとか」と、太郎を励ましつつ「なぁフミちゃん」と話を振る。すると、フミ子は一瞬まんざらでもなさそうな表情を浮かべ「どやろなぁ」と返す、兄妹の関係性が垣間見えるワンシーンとなっている。

鈴木は、公開されたシーンについて「生まれ育った言葉だったので細かいニュアンスをしっかりと表現できたと思います。 特に、 みよしでおしぼりを投げられるシーンは『うわー関西の兄妹っぽいな』と思っていただけるお芝居が、有村さんとだからできたんじゃないかなと思います」と、同郷の有村だったからこそ、役柄の細部まで表現できたと語る。

さらに、 兄妹の関係について「僕もちょうどフミ子と俊樹と同じくらい年の差がある妹がいるんですが、兄としてどう振る舞うかと考えたとき、あまりベタベタしたくないなというのがあって。すごく愛情はあるけれど、毎日一緒にいる俊樹とフミ子だからこそ、例えば愛おしそうにフミ子を見つめるというのは違うなと」と、自身と重ねながら役作りを行ったことを明かした。

有村は自身の演じたフミ子について「根底には、両親を早くに亡くし、兄が自分を育ててくれた恩や尊敬する気持ちがあるので、なかなか素直に『大好きだよ』とは言えないけれど、どこかで愛情のある眼差しが向けられるような女性をイメージしました」と、言葉では言い表せない繊細な感情を意識したと語っている。

『花まんま』本編映像〈素直になれない兄妹篇〉

<作品情報>
映画『花まんま』

4月25日(金) 公開

公式サイト:
https://hanamanma.com

(C)2025「花まんま」製作委員会

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