アゲが吹いたら“神頼み”小祝さくらが警戒強めた2番ホールの特徴は…「フォローを願っていきたい」

ディフェンディングチャンピオンの小祝さくらがコースで調整(撮影:鈴木祥)

アゲが吹いたら“神頼み”小祝さくらが警戒強めた2番ホールの特徴は…「フォローを願っていきたい」

4月2日(水) 6:42

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<ヤマハレディースオープン葛城事前情報◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6475ヤード・パー72>

荒天のため54ホールに短縮された昨年大会は、最終日に5打差を逆転して優勝を飾った小祝さくら。ディフェンディングチャンピオンとして大会に臨むが、「あまり連覇は考えていないです」と肩の力が抜けた、いつも通りのリラックスムードだ。



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今年はメルセデス・ランキング上位の選手たちが、こぞって米国女子ツアーへ主戦場を移した。国内女子ツアーはまさに群雄割拠の時代を迎えようとしている。その中で年間女王の本命と目される小祝だが、開幕戦ではまさかの予選落ちと出だしでつまずいた。

しかし、第2戦の「Vポイント×SMBC」で10位に入ると、先週の「アクサレディス」では最終日に裏街道から『65』の猛チャージで2位フィニッシュ。「ショットがよかった」と語るように、試合を重ねるごとに調子を上げてきている。

この日、コースで調整を行ったが、ショットについては「普通くらいです」と言ってニコリ。好調の根拠を確信できているわけではないが、良い流れで試合に臨めることは間違いない。

ただし、舞台となるのは国内女子ツアー屈指の難コース。距離が長く、グリーンの傾斜も強い、名匠・井上誠一氏が手がけた“マスターピース”だ。「グリーンが乾いてきたら、さらに難しくなると思う。しっかり調整したい」。何度回っても、一度は制覇しても葛城へのイメージが易しくなることはない。

さらに、今年から2番ホールの距離が410ヤードから430ヤードへ延長された。左右にOBがある右ドッグレッグで、飛距離の出る選手は、右の池越えショットも可能だが、アゲンストが吹くと状況は一変する。

「きょうはしっかり右の池の上を狙って、完璧なショットが打てました。アゲンストが強いと池越えが厳しくなりますし、左も狭いのでどうなるか分からないですね」。難コースに、新たな難題が加わり、「(進行が)詰まるんじゃないかな。フォローを願っていきたいです」と、あとは神に祈るしかない。

節目のツアー通算10勝目を挙げた思い出の地で、“年間女王本命”は今季初優勝を飾ることができるか。「まずは予選ラウンドを頑張りたいです」。マイペースに、連覇への道を一歩ずつ前進していく。(文・齊藤啓介)


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