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主演女優の篠宮みきは、始まったばかりの現場に緊張が続いている様子。クランクイン初日からキスシーンがあるからだ。ドラマの制作現場はピリついていた。そこに、ロケ弁到着の連絡が入り...?今回は、テレビの制作現場に欠かせない「ロケ弁」の手配でチームをまとめ連携させていく、新人米子の成長物語をおすすめしたい。原作・のやまあき、演出(ネーム)・つのだふむ( @tsunoda_fumm)さん、作画・サエグサケイ( @saegusakei)さんがタッグを組んだ「ロケ弁の女王」を紹介するとともに制作の裏側について話を聞く。
■ 撮影現場の隠れたヒーロー「ロケ弁」で現場の雰囲気が変わっちゃう⁉︎撮影裏側の秘密に迫る!
撮影中「ロケ弁到着!」の声が響き、助監督の南雲に怒鳴られながらも、新人スタッフ・俵米子は現場の雰囲気を変えようと駆け出す。今日のロケ弁は特別だからだ。
第1話のロケ弁は、老舗「津多屋」の二段のり弁とそぼろ弁当。主演女優・篠宮みきが「やった!のり弁ある!?」と大喜びし、緊張をほぐして現場の空気を和ませることができた。ロケ弁はスタッフ同士の会話を生み、チームの団結を深める役割も果たす。
作画について、つのださんは「一流のカラーリングチームにカラーをお願いしていて、特にお弁当の具材のカラー演出は研究に研究を重ねたそうで、リアルなお弁当よりもおいしそうに見えるくらいの出来栄えでカラーリングしていただけました」と語る。
サエグサさんも「リアルにそのまま描いても、意外においしそうに見えない部分があったりするので、調理方法は意識しながら、脚色するところは『おいしくなれ~!』と、おいしく見えるように描きました(笑)」と、こだわりを教えてくれた。
つのださんは「仕事の楽しさはこだわりを持つことで変わる」と語り、サエグサさんも「米子の悩みながら成長する姿に共感してほしい」と話す。
「ロケ弁の女王」は、ロケ弁を通してテレビ制作の裏側を描いた作品。作中に登場するロケ弁は実在するものばかり。長年愛されている名店の味から、新進気鋭のお弁当まで、さまざまなロケ弁が登場する。
制作陣も「ドラマ化したら、ぜひ現場にロケ弁を差し入れしたい!」と期待を寄せる。ロケ弁がつなぐ人と人の物語、ぜひ読んでみてほしい!
取材協力:つのだ ふむ(@tsunoda_fumm) 、サエグサケイ(@saegusakei)
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