(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
3月30日(日) 21:00
世界中が祝福に沸いたドジャース・大谷翔平選手(30)の電撃結婚発表から、3月1日で1年。今では妻・真美子夫人の存在も広く知れ渡り、とりわけ自然体なファッションは注目を集めてきた。
元バスケットボール選手の真美子夫人は、身長180センチのスラっとしたスタイルが印象的。球場ではジーンズにパーカーなど、スポーティーな服装で観戦する姿がたびたびキャッチされている。私服では日本でも人気の高いブランド「ZARA」と見られるアイテムを取り入れることもあるようで、最近でも話題になっていた。
昨年12月に夫婦で楽しんだNBA観戦では、グレーに近い色味のモヘアニットを着用。こちらも「ZARA」の商品だと見られ、耳には大ぶりのゴールドピアスがキラリ。首元は細いチェーンネックレス、右腕には存在感のあるシルバーブレスレットをつけていた。
真美子夫人が今年2月に大谷のキャンプ施設を訪れた際も、「ZARA」のものと見られるデニムジャケットを着用。同じデニム生地のリボンでウエストマークされ、手首あたりまで袖をまくった着こなしもおしゃれな雰囲気を醸し出していた。
「ZARA」のようにリーズナブルなブランドでも、真美子夫人が着ることで“高見え”するのはなぜだろうか?ファッションライターの味澤彩子さんは、3つのポイントを挙げる(以下、カッコ内は味澤さん)。
「まず1つ目は、スタイルのよさだと思います。真美子さんの背が高いのはもちろん、服をきちんと着こなす筋肉の均整がとれています。日本人は、平均的に胸板が薄く華奢に見えがちなので、素材が上質ではない服を着ると安っぽく見えてしまうことがあります。ですが真美子さんは、そのスタイルのよさで服を“高見え”させることができるのだと思います」
さらに、アクセサリー遣いも“上級者”だという。
「2つ目のポイントは、ファッションはカジュアルなものをお召しになっていますが、ジュエリーは存在感のあるものを着けていること。ボリュームのあるジュエリーは、その人自身にオーラがなかったり、ある程度の身長がなかったりするとつけこなせないことがあります。真美子さんはその点をしっかりクリアされていますし、ジュエリーによる細部のラグジュアリーなアクセントで“高見え”が叶っていると思います」
最後のポイントは「清潔感と健康的でヘルシーな雰囲気」だと、味澤さんは指摘する。
「髪もお肌もツヤがあり、イキイキとして生命力と清潔感があります。逆にパサパサしていたり、清潔感がなかったりすると疲れて見えてしまうので、そういった部分でもカジュアルなファッションに高級感が溢れるのではないでしょうか」
現役時代は“性格がよく、品がある”と、バスケ仲間からの信頼も厚かったという真美子夫人。その人柄は、ファッションにも表れているようだ。
「真美子さんは高身長なので、丈などがサイズの合った服を探すのが難しいのではないでしょうか。“自分のスタイル(体格)にあった、カジュアルな服を買いたい”という理由で、サイズ展開豊富な『ZARA』などを選ばれているように思います。その分、ジュエリーはきちんとしたものをつけていますよね。そうしたなかでも、夫のそばにいてあまり目立ちすぎないデザイン、色の服というのを選ばれているのは、シンプルな服が好きという好みのほかにも、“変なことで注目されて大谷選手に迷惑をかけたくない”、また、“あくまでも夫が主役”という、夫を気遣う人柄を感じます」
真美子夫人の自然体なスタイルは、支持される理由のひとつなのだろう。