「ウチの分もやってくれない?」北海道に移住した41歳男性、善意で始めた雪かきが“思わぬトラブル”に…――人気記事ベスト

清水さんが住むマンション

「ウチの分もやってくれない?」北海道に移住した41歳男性、善意で始めた雪かきが“思わぬトラブル”に…――人気記事ベスト

3月30日(日) 23:45

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過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2024年12月7日記事は取材時の状況)
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本州以南ほど気温が上がらないことから猛暑の夏場でも過ごしやすく、雄大な自然などスケールの大きさが多くの人を魅了する北海道。

ゆえに移住先としても人気が高いですが、デメリットは冬場の雪と寒さ。もちろん、それも承知の上かもしれないが、「思っていた以上にキツい!」と感じる人は多いようだ。

神奈川県出身の 清水直孝さん(仮名・41歳) は、21年に北海道へ移住。バツイチ独身と身軽であったことに加え、仕事もフリーランスのシステムエンジニアで在宅業務なので仕事は場所を選ばない。そのため、以前から移住を考えており、真っ先に浮かんだのが北海道だった。

高齢住民の駐車場の除雪作業を善意で手伝ってあげたら……

「大学2年の夏休みに一人旅で訪れて以降、10回以上訪れていると思います。いちばん寒い1~2月にも何度も来ました。個人的に寒いのはそこまで苦ではなく、むしろ苦手なのは暑さ。それにのんびりした環境で暮らしたかったんです」

移住先に選んだのは、札幌から車で1時間半ほどの某市。その市街地にあるマンションが現在の住まいだ。観光地として有名な場所ではないが役所や病院、大型スーパーにホームセンターが近くにあり、コンビニも徒歩圏内だったため、生活には困らないだろうと判断したそうだ。

「飲食店も大きな通り沿いに点在していましたし、田舎町にしては住みやすそうだなって。自然が豊か田でも生活に不便な場所は望んでいなかったため、自分にとってはちょうどいいと感じたんです」

引っ越したのは夏場で最初のうちに田舎暮らしを満喫していたが、早くも試練が訪れる。冬場の除雪が思った以上に重労働だったのだ。

知らない人の除雪まで頼まれるように

駐車場は屋外だから除雪しなければ車を出すことができず、「ドカ雪」と呼ばれる一晩で数十センチもの大雪に見舞われることもある。自分の車だけならいいが、高齢の住民の中には彼に駐車スペースの除雪を頼む者もいるという。

「ある時、駐車場の隣のスペースに車を停めているおばあさんも雪かきをしていて、大変そうだったから手伝ってあげたんです。そしたら頻繁に頼まれるようになったんです。しかも、その方に話を聞いたのか『ウチの分もやってもらえないか?』と全然面識のない方まで頼みに来たんです」

さすがに断ったそうだが「不親切だ!」と文句を言われ、マンション内で悪評を流されてしまう清水さん。もともと近所付き合いはほとんどなかったが、一部の高齢者から敵視されてしまう。

「挨拶程度はしていたのですが、ある時期から無視されるようになりました。それに最初に除雪を手伝ってあげたおばあさんもお礼を言われたのは1回目の時だけ。それ以降はやってもらって当然みたいな態度でした。自分で除雪できないなら免許を返納して車を処分すればいいんですよ」

管理組合からは「逆に諭されてしまった」

住民で組織される管理組合は、老人会のような状態で「なんとかしてほしい」とクレームを入れてもなしのつぶて。それどころか役員を務める別の年配男性からは、「そのくらいしてあげても……」と逆に諭されてしまったそうだ。

「アウェイもいいところですよ。私も毎回断っていたから今は頼みに来ることもなくなりましたけど」

実は、清水さん自身も現在は冬場の運転を控え、極力公共交通機関を利用している。移住して最初の冬に自損事故を起こしてしまい、圧雪アイスバーンでの運転に苦手意識を持っているからだ。

「でも、JRは大雪による運休も珍しくなく、比較的雪に強いバスでさえもストップする時もあります。動いていても遅延が多く、最寄りのバス停には風雪のしのげる待合所もないため、これだけはなんとかしてほしいですね」

また、移住してから気づいた点としては、凍結による水道管破裂のリスクが思った以上に高かったこと。最初の冬、床が水浸しになっていることに気づき、業者を呼んだら水道管に亀裂が入っていることが判明。幸い下の階の部屋に被害が及ぶことはなかったが、下手をすれば多額の損害賠償を支払うところだった。

「そんなに築年数が経っている物件ではなかったので油断していました。修理に来てくれた業者の担当者によると、ウチ以外にも水道管が破裂したお宅があったそうで、それから低温注意報が出た夜や家を空ける際には必ず元栓を締めるようにしています」

北海道内でも雪の少ない地域への再移住を検討中

あと、思った以上に家計に打撃を与えたのは冬場の暖房費。在宅業務で家に居る時間が長いこと、ストーブやヒーターなどを常時作動させていた結果、暖房費だけで月に1万5000円以上かかってしまうことに。そこで最近は朝晩以外暖房を切り、室内でダウンを着て寒さをしのいでいる。

「雪は旅行でたまに見る分にはいいですが、日常になるとこんなに辛いとは思いませんでした。北海道自体は気に入っているので離れようとは思いませんが、室蘭や釧路など、道内でも雪の少ない地域に引っ越す方法で考えています」

とはいえ、積雪量が北海道内では比較的少ないは事実だが、いずれの地域でも雪も積もれば大雪になることもある。次の移住先でも「やっぱり思っていたのと違った……」と後悔しないことを祈るばかりだ。

<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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