『ガンニバル』片山慎三監督の“狂気のこだわり”柳楽優弥&笠松将も唸らせる演出方法とは

ドラマシリーズ『ガンニバル』シーズン2メイキング写真 (C)2025 Disney

『ガンニバル』片山慎三監督の“狂気のこだわり”柳楽優弥&笠松将も唸らせる演出方法とは

3月30日(日) 8:00

現在ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」で配信中のドラマシリーズ『ガンニバル』シーズン2に大きな反響が集まっている。完結編となる本シーズンでは、「人が喰われるらしい」とうわさされる供花村に隠されたすべての真実がついに明らかに。第1話&第2話の配信直後から「開幕からぶっ飛びすぎ!!!」「衝撃過ぎてヤバい」と、SNSでは前作を上回るクオリティとスケールで描かれる衝撃の世界観に圧倒されるコメントであふれている。そんな本作の監督をシーズン1に引き続き務めたのは、最新作『雨の中の慾情』が東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた片山慎三。第1話から繰り広げられ、ストーリーを追う事に激しくなる怒涛のアクションと、前シーズンを凌駕する圧巻のスケール感、日本ドラマのクオリティを超えた映像が生む迫力は、一切の妥協を許さない片山監督だからこそ作り上げることができたもの。その裏には、世界で活躍してきた百戦錬磨のキャストたちをも唸らせる徹底的な演出と作品へのアプローチがあったのだという。

【写真】『ガンニバル』シーズン2撮影の様子

本作の主人公の警察官・阿川大悟役の柳楽優弥は「画に収まっている全員に緻密な演出を付けていくんです。エキストラで参加されている方に『口をくちゃくちゃしておきましょう』とリクエストしたり、抜かりなく演出をされるところが面白くて、勉強になります」と、些細な部分にまで血を通わせるかのようにシーンを作り上げていく片山監督の姿が現場にあったことを明かす。

また、供花村を支配する後藤家の当主となった後藤恵介役の笠松将も「片山監督を中心にしたこだわりが振動して世界に広まっていったような気はしています」と本作が世界で大きな反響を呼んだひとつに片山監督の熱意とこだわりがあったのではないかと分析。さらに、「大悟という駐在の狂気が供花村を飲み込んで激変させたように、片山監督の熱意が監督陣に伝わり、俳優たちに伝染してキレッキレの芝居を引き出してくれました。僕らに火をつけた のは、間違いなく片山監督だろうとは思っています」と片山監督への絶大な信頼を口にしている。

シーズン1を終え、「続きが気になる」というリアルな反響も自身の耳に届いていたという片山監督。完結編の撮影に臨む上で「大悟と恵介の関係がどう変わっていくかというのが一番重要だったんじゃないかと思ってます。立場的には敵対するところにいる二人ですが、実はだんだん奇妙な友情を育み、ある種の共闘に向かっていく。彼らの間に芽生える絆が全体の軸になるということについては、シーズン1を撮っている時からずっと考えていましたし、『これは二人の物語にしよう』とは自分の中で最初から決めていました」と物語の核を見据えていたそう。

先日配信された第4話では、傷ついた大悟と恵介が行動を共にする場面も描かれており、片山監督が思い描く『ガンニバル』完結へ向け、一気に物語が展開した。前シーズンに張り巡らされたあらゆる伏線が回収され、幾多の謎の真相が少しずつ明らかになっていく本作。見る者を怒涛(どとう)のスリルでくぎ付けにし、並外れたカタルシスをもたらすに違いない。

ドラマシリーズ『ガンニバル』シーズン2は、ディズニープラス「スター」にて独占配信中。毎週水曜日に1話ずつ配信(全8話)。

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