子どもたちにそんな思いさせるくらいなら/(C)野原広子/KADOKAWA
嫌いにならないわけがない。朝食中、子どもと目も合わせずパソコンをいじる夫/夫選びに失敗したので離婚してもいいですか?(1)
2人の子どもを育てるパート主婦の志保。結婚9年目を迎える夫との関係は、いびつな上下関係に陥っていました。夫は家事育児を志保に丸投げしておきながら、口出しだけはする。志保が生活上のお願いをしても、逆ギレするばかり…。
そんな夫に対し「諦め」の気持ちを抱いた志保は、いつしか離婚を考えるようになります。しかし子どもたちのことを思うと、簡単に決断はできない。夫への腹立たしさを押し殺し、平穏な家庭を維持しようと耐える志保の心は、爆発寸前のところまでふくれあがっていました。
浮気はしない、借金もしない、よそからは「良いパパ」って言われる…。でも、離婚したいんです…。野原広子さんの人気作『離婚してもいいですか?』をお送りします。
※本記事は野原 広子著の書籍『離婚してもいいですか?』から一部抜粋・編集しました。
著=野原 広子/『離婚してもいいですか?』
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