<相続探偵>ドラマPが語る赤楚衛二&桜田ひより&矢本悠馬の魅力、「目がすごく綺麗だった」お気に入りのシーン

「相続探偵」赤楚衛二演じる灰江/(C)日テレ

<相続探偵>ドラマPが語る赤楚衛二&桜田ひより&矢本悠馬の魅力、「目がすごく綺麗だった」お気に入りのシーン

3月28日(金) 21:00

「相続探偵」赤楚衛二演じる灰江
【写真】赤楚衛二&桜田ひより&矢本悠馬の「相続探偵」3ショット

赤楚衛二主演のドラマ「相続探偵」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/TVer・Huluにて配信)が3月29日(土)に最終回を迎える。本作は、西荻弓絵(原作)、幾田羊(作画)による同名コミックを実写化したもので、元弁護士の凄腕の相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)が、休学中の医大生・三富令子(桜田ひより)、元警視庁科捜研のエース研究員・朝永秀樹(矢本悠馬)の協力を得て、複雑な相続問題・トラブルに挑む“相続ミステリー”として大好評。プロデューサーの島ノ江衣未氏に、本作の魅力や裏話を聞いた。

■「知っているようで知らないことも多い」相続がテーマの作品

――本作は誰もが関わることになる「相続」をテーマにしているというのがとても興味深いです。

そうなんですよね。誰もが通る道ですが、知っているようで知らないことも多いと思うんです。実際、私も何も知らなかったのですが、相続でのトラブルをいろんなところで聞くので、“身近なテーマ”として多くの方が興味を持たれるのではないかと思います。

――ドラマの脚本も原作を手掛けた西荻さんが担当されていますね。

私は、西荻さんが脚本を担当されたドラマ「SPEC」シリーズが大好きで、それをきっかけに西荻さんの作品をいろいろ見ていく中で「相続探偵」にであいました。連載が「ここからが良いところ!」という感じで終わってしまい、この続きを見たい…!西荻さんにこの続き書いていただきたい!と思い、お願いしたところ見事叶いまして!とてもうれしかったです。

――放送開始後の視聴者の反響はいかがでしたか?

それぞれの回に対する感想とかをSNSでチェックして、いろんなご意見がすごく勉強になるなと思って読ませてもらっています。基本的に1話完結なのですが、それ以外で赤楚さんが演じる“灰江七生の過去”という縦軸になっている部分、原作では明かされてなかったところも「気になる!」という声があって、原作ファンの方も、原作未見の方も楽しんでくださっている印象があってうれしいです。
「相続探偵」場面写真


■赤楚衛二&桜田ひより&矢本悠馬の魅力

――灰江というキャラクターがとても魅力的だと思います。

はい。これまでに赤楚さんが演じたことのないキャラクターだと思いますが、巧みに演じてくださっています。撮影現場は、赤楚さん自身のキャラクターというか人間性のおかげで、すごく朗らかな楽しい雰囲気になっているんですよね。赤楚さんがいなかったら、この現場の空気は成り立ってないだろうなと思うので、あの笑顔と人柄にスタッフ一同本当に助けられています。

――赤楚衛二さんだけじゃなく、桜田ひよりさん、矢本悠馬さんが演じる3人のキャラクターもそれぞれハマり役ですよね。

そう言っていただけるとうれしいです。原作同様、3人のバランスとかワチャワチャしてるけれど締めるところは締めるみたいな感じは大事にしたいなと思っていて。朝永は矢本さんしかいないと思ったんです。矢本さんが演じる朝永は声が小さかったりして、一見俗に言う“陰キャ”っぽく見えるんですが、実は“陽キャ”なんですよね。ポジティブな考え方をしていて、自分に自信のあるキャラなんです。相反する難しい要素で構成される朝永のキャラを矢本さんが見事に表現してくださっています。
「相続探偵」場面写真


――桜田さんの令子もうまくハマってる感じがします。

この3人をコミカルに見せるためには、令子ちゃんのテンポがすごく重要だと思っていて。3人が会話する時にマイペースな灰江と朝永を相手にうまく会話を回しているのが令子ちゃんなので、すごく鍵となるキャラクターです。桜田さんは繊細なお芝居からコミカルな演技まで、とても達者に表現される役者さんで、「相続探偵」の撮影でも私の予想を超えるお芝居をいつも見せてくださっていて。その度に胸を打たれるし、令子ちゃんを桜田さんにお願いして本当に良かったなと思っています。

■最終話は最大の敵に立ち向かう灰江が見どころに

――「相続」に関してのいろんな事例が出てくるので見ていて勉強になりますが、知ってるようで知らなかったという視聴者の方も多いと思うので、そういう意味では脚本もかなり重要ですよね。

西荻さんも、知らないことをどういうふうに分かりやすく伝えるかというところを意識して書いてくださっています。そして法律監修の先生も「分かりやすく伝えるにはどうすればいいか」というところを一生懸命考えてくださいました。こちらの質問に対して丁寧にアドバイスをいただいて、「それだとまだ分かりにくいです」「じゃあ、こうしましょう」みたいな感じで私のような素人にも分かりやすく、というのを意識して作っています。

――見ていて、すごく分かりやすいと感じましたし、公式サイトの中で「教えて!ハイエ先生」というコーナーでも図解入りで解説されているので、そちらも放送後にチェックしたりしています。

ありがとうございます。ドラマだけだとなかなかフォローしきれてない部分もあるかと思いましたので、ドラマを見て興味を持たれた方に見てもらえたらと思って公式サイトにこのコーナーを作りました。

――過去の放送回の中で、特にお気に入りは?

どの回も良いので悩みますが、特に印象に残っているのは、原作を読んだ時から好きなエピソードで“後妻業の女”が描かれる第2話です。普通に生きたかったけど、生きられなかった女性の悲しい結末を描いていて、紗流という女性のキャラクターが非常に魅力的だなと思うんです。灰江が紗流を追い詰めるシーンが特に好きで、紗流は宮内ひとみさんに演じてもらったんですけど、二人の目がすごく綺麗だったんです。紗流は見たものを記憶できるという特徴があるので、“目”ってすごく重要なポイントで、そんな目に見つめられる灰江も吸い込まれそうな目をしてるという二人の対峙するシーンがすごく印象的でした。紗流の瞳に灰江の姿が映っているところも好きなカットの一つです。

――いよいよ最終回を迎えますが、どんなところに注目して見てもらいたいですか?

一番の見どころは、やはり、灰江が育ての父の無念を晴らすため、生物学上の父である地鶏(加藤雅也)に挑むところです。それに大きく関わってくるのが、第9話で明らかになった、令子、ハゲタカ(三浦貴大)、そして灰江の母である深雪(大塚寧々)が持つ「三つの遺言書」なのですが、そこにはいったい何が書いてあるのか?その内容にも注目して見ていただけたらと思います。何度もピンチに陥る灰江ですが、令子と朝永の力を借りて、最大の敵に立ち向かいます!その結末をお見逃しなく!

◆取材・文=田中隆信
「相続探偵」場面写真




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