【漫画】非常識派遣vsお局の仁義なき戦いに「こういう人ほんと怖い」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、ゆき蔵さんの『非常識派遣が鬼店長に詰められる話』。
作者のゆき蔵さんが2月2日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、2000件近くの「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、作者・ゆき蔵さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■非常識派遣vsお局
ゆき蔵がパートとして働くアパレルショップでは、新しい派遣さんを雇うことになった。フルタイムで経験者、遅番もOK、土日も出勤可という稀に見る好条件の無垢からの応募。断る理由もなく、当然のごとく採用となった。
しかし無垢は4歳の子を持つ母ということで、パート仲間からは不安がる声も上がった。特に反対していたのはお局・鬼ヶ島。「本当に大晦日も入れるって言ったんですよね?」と店長に圧をかける。
そんななか迎えた無垢の初出勤。自然と笑顔が出る明るい人柄にパート仲間はほっと胸を撫で下ろしたのも束の間、徐々に彼女の本性が明らかになっていく。
旦那と息子による職場見学や、三が日の休暇希望。平気で面接時の約束とは異なることを言い放つ無垢。そんなある日、無垢から衝撃の一言が…。
「生理になっちゃってお腹痛いんですよね。だから早退しようと思います。」
薬を飲むなどはせず、とにかく帰りたいの一点張りの無垢。しかもこの日は前に休みたがっていた三が日。誰がどう見ても嘘をついていると明らかな状況のなか、ケロッとした様子で家に帰る口実をつらつらと並べていく無垢に、さすがのパート仲間も我慢の限界が訪れ…。
非常識派遣とお局の仁義なき戦いの幕開けに、「同じ販売業として困りすぎる」「いるんだよな、たまに」と共感の声が多く寄せられている。
■作者・ゆき蔵さん「普通って十人十色…そこに怖さや面白さがあると思うんです」
ーー『非常識派遣が鬼店長に詰められる話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
実話ベースなのでそれを読みやすく作り直しました。10年以上アパレルで働いてきたので色んな人と出会ったエピソードを皆様にも共有したくて描き始めました。
ーー今作を描くうえで「こだわった点」や、「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
「普通はこうだ!」と誰もが基準を持っていると思います。でも普通って十人十色…そこに怖さや面白さがあると思うんです。ぜひ「こんな人いてたまるか!」とツッコミながら読んでいただけたらなと!
ーー今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
蛇目店長の詰めるシーンがお気に入りです。冷静沈着に…でも静かな怒りをたぎらせる彼女の姿を是非ご覧下さい!
ーー普段漫画を描く際に大切にしていることがあればお教えください。
表情の豊かさと色使いの自分らしさを大切にしています。
ーーゆき蔵さんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
猫を飼いはじめたのってのんびりした猫漫画を描いてみたいです。
ーー最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつも有難う御座います!皆様あっての私です!!今後ともあたたかく見守って頂けたら幸いでございます!
【関連記事】
・
【漫画】非常識派遣vsお局の仁義なき戦いに「こういう人ほんと怖い」の声
・
丸聞こえだったぞ… 全校放送で“公開告白”しちゃった嘘みたいなホントの話に「尊すぎ」「ピュアでキラキラした青春」とXで大盛り上がり【作者インタビュー】
・
“モラハラ彼氏”から逃げるために出会った男性は、誰とでも“寝る”あたたかい人でした… 大人の恋愛再生ストーリーに「泣いた」と共感の嵐【作者インタビュー】
・
自分しか知らなかった推しが突然有名に… 遠い存在になっていく推しへの葛藤の中で、本当の“推し活”とは何かを問いかける作品に「生々しくてグッときた」の声【作者インタビュー】
・
【漫画】186cmムキムキ女子が、低身長男子との出会いで自分にしかない魅力に気づいていく全肯定ラブコメが「えっっっ好き…」「語彙力消えたわ」と大反響