美容ライターの遠藤幸子です。頬のたるみ毛穴が気になる現在48歳の筆者は、毛穴カバー効果に優れたベースメイクアイテムが手放せません。
今回は今年2月にリニューアル発売された、サナ 毛穴パテ職人「フィットスキンBBパウダー」1,540円(税込)に注目。筆者のたるみ毛穴がどこまでカバーできるのか試してみました。
「フィットスキンBBパウダー」ってどんな商品?
毛穴パテ職人のBBシリーズは2種類あります。ひとつは、今回紹介する「フィットスキンBBシリーズ」。もうひとつは、小じわ、たるみ毛穴、シミなど大人の肌悩みをカバーするのにぴったりな「エッセンスBBシリーズ」です。
後者は保湿力もカバー力も高く、ツヤのある仕上がりになるのですが、筆者は日頃ファンデーションを使用せず、作り込んだベースメイクが好きではありません。そのため、敢えて素肌感のある仕上がりになる「フィットスキンBBシリーズ」の「フィットスキンBBパウダー」を試してみることにしました。
「フィットスキンBBパウダー」は、今回のリニューアルで新たに皮脂フィックスパウダーを配合。その効果で軽やかにフィットし、自然に肌悩みをカバーしながら素肌感のある仕上がりになります。
スキンケア効果も高く、紫外線対策もバッチリ!
加えて、プリズムカバーパテ処方で1日中毛穴崩れを防いで美しい仕上がりをキープする効果が期待できます。
スキンケア効果も高く、スクワランやセラミドNP、グリチルリチン酸2Kなどの保湿成分を配合し、日中の乾燥から肌を守り、肌荒れを防ぎます。そして、天然ミネラル(アクアミネラル、クレイ)なども配合し、つるんとした肌に整えます。
色展開はナチュラルベージュ1色のみですが、イエベ・ブルベ問わずどんな肌にもなじみやすいカラーになっています。さらに、SPF50+/PA++++。紫外線が気になる時期にも頼りになります。
48歳のたるみ毛穴をどこまで隠せるか?
実際に筆者が使用してみたところ小ジワをカモフラージュし、キメが整った印象の肌に整いました。肝心の毛穴は完全にとはいかないまでも、目立たなくなったように感じられました。また、ハイカバーに分類されていないにもかかわらず、肝斑をさりげなくカモフラージュしてくれる効果に驚かされました。
筆者は目の下からこめかみにかけて徐々に濃くなるように肝斑があります。最も濃いこめかみあたりはコンシーラーが必要ですが、目の下から数センチの部分はコンシーラーを塗らなくても目立たないほど肝斑をカモフラージュすることができました。
同シリーズの「フィットスキンBBクリーム」と比較してみると毛穴カバー効果は、今回の「フィットスキンBBパウダー」のほうが高く感じられました。ただ、肝斑など他の肌悩みについては「フィットスキンBBクリーム」のほうが高いカバー力を発揮すると感じました。
ご近所メイクにもぴったりの手軽さが魅力
「フィットスキンBBクリーム」と比較するとパウダーであるだけに、よりツヤが抑えられた印象です。崩れにくさについてはパウダーのほうがより高いと感じました。パウダーは軽やかな仕上がりになり、手軽なのがなんといっても魅力的です。手を汚さずにメイクできるので、ご近所メイクなどにぴったりだと感じました。
付属のパフを使ってなじませるとムラなくキレイに塗布することができ、使用中に乾燥が気になることもありませんでした。また、粉っぽさや厚塗り感もないので、よりしっかりカバーしたいときには同シリーズの「フィットスキンBBクリーム」の上から薄く重ねるのもひとつだと感じました。
ただ、筆者の肌は明るく、ブランドによって最も明るい色のファンデーションを使っているので、色が合うかどうか気がかりでした。
素肌感を保ちつつ隠したい箇所はさりげなくカバー
日頃使うファンデーションよりは暗めな仕上がりになりますが、不思議と自分の肌色になじむ印象でくすんで見えることもありませんでした。
1色展開のBBパウダーですが、明るい肌色の筆者でも使いやすく、その人の肌色に溶け込む仕上がりになるのが魅力的です。加えて、素肌感がありながらも、たるみ毛穴や肝斑、目の下のクマをさりげなくカバーしました。
より高い美肌効果を求めるなら「フィットスキンBBクリーム」、軽やかにセミマットな美肌を楽しむなら「フィットスキンBBパウダー」という使い分けや重ねづけもできます。
<写真・文/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
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