若い世代も注目している「貸金庫」。どんなものを預けられるの?利用料金も紹介

若い世代も注目している「貸金庫」。どんなものを預けられるの?利用料金も紹介

3月27日(木) 20:10

大切なものの預け先として、銀行の貸金庫の利用を検討することもあるでしょう。 しかし、利用した経験がない人だと「貸金庫はどのように利用できるのか?」「どんな人が、何を預けるために利用しているのか?」など、疑問に感じることも多いかもしれません。 本記事では、銀行の貸金庫の特徴を始め、利用料金の例や貸金庫を利用する目的についても詳しくご紹介します。

銀行の貸金庫の特徴

貸金庫の特徴は銀行や店舗によって異なりますが、銀行によっては通帳や権利証・遺言書などの重要書類や貴金属などの貴重品類だけでなく、思い出の品なども預けられるようです。例えば、家族のアルバムや思い出の手紙・過去の日記なども、貸金庫に入るサイズのものであれば預けられる場合もあります。
 
貸金庫については銀行ごとに利用規約があり「危険物や変質のおそれのある物品は格納できません」などと注意点が記載されていることもあるようなので、事前に確認しておく必要があるでしょう。
 
また、貸金庫の種類についても「手動型」「半自動型」「全自動型」などがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。


・手動型:銀行員の立ち合いと開庫申請が必要なタイプ
・半自動型:自分で貸金庫室へ入室して保管箱を持ち運ぶタイプ。開庫申請が必要な場合と不要な場合がある
・全自動型:銀行員の立ち合いも開庫申請も不要なタイプ

貸金庫の種類によって取扱時間が異なる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
 

貸金庫の利用料金

貸金庫の利用料金も、銀行によって異なります。参考までに、三井住友銀行の利用料金を表1に、三菱UFJ銀行の料金を表2にご紹介しましょう。
 
表1

高さ 奥行き 6ヶ月利用料金
(税込み)
6.5センチメートル 28.0センチメートル 52.5センチメートル 1万1000円
8.5センチメートル 28.5センチメートル 53.5センチメートル 1万4850円
14.0センチメートル 28.0センチメートル 53.0センチメートル 2万3100円

出典:株式会社三井住友銀行「貸金庫」を基に筆者作成
 
表2

高さ 奥行き 年間使用料
(税込み)
5.7センチメートル 26.2センチメートル 40.0センチメートル 1万6170円
6.2センチメートル 27.7センチメートル 49.3センチメートル 2万2440円
8.7センチメートル 27.7センチメートル 49.3センチメートル 2万9700円

出典:株式会社三菱UFJ銀行「貸金庫」を基に筆者作成
 
利用料金は預金口座からの自動引き落としとなる場合もあるようなので、事前に確認しておくとよいでしょう。
 

貸金庫を利用する目的

大切なものを貸金庫に預ける理由として多いのは、「盗難や災害から守るため」でしょう。
 
銀行の貸金庫は耐久性が高くセキュリティーも強固です。自宅で保管しておくと「誰かに盗まれるかもしれない」「大地震がきて破損・紛失してしまうかもしれない」という不安があるものも、安心して預けられるはずです。
 
大切なものがすべて高価なものとは限らず、思い出の品をより安全な場所で保管しておきたいという人もいるでしょう。そのような人が、貸金庫を利用することがあると考えられます。
 

さまざまな利用者が貸金庫に重要書類や貴重品・思い出の品などを預けている

銀行の貸金庫には、通帳や権利証・遺言書などの重要書類、貴金属などの貴重品類、思い出の品などを預けられるようになっている銀行もあるようです。さまざまな利用者が大切なものを安全に保管できるよう、貸金庫を利用できるようになっています。
 
貸金庫の種類や利用料金などは銀行によって異なるため、事前に詳しく確認しておくとよいでしょう。
 

出典

株式会社三井住友銀行 貸金庫
株式会社三菱UFJ銀行 貸金庫
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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