3月26日(水) 19:30
給水スポットとは、外出中にマイボトルの中身がなくなってしまったときなどに、無料で水を補充できる給水施設のことです。給水スポットは主に2種類あり、設置されている給水機から水を補充する公共の給水インフラのタイプと、無料給水サービスを提供しているお店で水を補充するタイプがあります。
給水スポットを設置する動きは全国で広まっており、東京都や大阪市などの各地の水道局が公共の施設や公園内に給水機を設置しています。また、店内に給水機を設置している企業もあります。
給水スポットの設置によってマイボトルに水道水を入れて持ち歩くことが可能になると、こまめに水分補給することができるようになります。
さらに、マイボトルを持ち歩いてペットボトルの購入を減らすことで、深刻化するプラスチックゴミ問題にも対応することができます。
ウォータースタンド株式会社の「公民学連携による給水スポット利用拡大に関する実証実験結果報告」では、給水スタンド1台の設置で500ミリリットルのペットボトル1630本分を削減することができたと報告されています。給水スタンドの設置はゴミを減らしてSDGsを達成することにもつながるのです。
また、企業が店舗内に給水スタンドを設置していると集客効果があるというメリットもあります。
ペットボトルのミネラルウオーターは手軽に水を飲む手段として有効ですが、その分コストがかかってしまいます。では、ミネラルウオーターを購入するのをやめて給水スポットを利用すると、年間でいくら節約できるのでしょうか。
厚生労働省が発表した「令和6年就労条件総合調査 結果の概況」によると、令和5年の1年間における労働者1人あたりの年間休日総数の平均は116.4日です。
そのため、年間労働日数を249日(365日-116日)として、ミネラルウオーターを1日1本、365日飲み続けた場合と、249日飲み続けた場合の年間総額を算出し、表1にまとめました。なお、価格は2025年3月時点の税込価格です
表1
ミネラルウオーターの価格 | 365日飲み続けた場合の総額 | 249日飲み続けた場合の総額 |
---|---|---|
商品A
(540ミリリットル・税込127円) |
4万6355円 | 3万1623円 |
商品B
(500ミリリットル・税込187円) |
6万8255円 | 4万6563円 |
※筆者作成
表1のとおり、ミネラルウオーターを飲み続けると数万円単位のコストがかかります。水筒を洗うのが面倒などの理由でマイボトルを持ちたくない方は、ミネラルウオーターを買うのもひとつの手段です。
しかし、普段なんとなくミネラルウオーターを買っている方は、マイボトルを持ち歩き、給水スポットを活用すると節約につながるかもしれません。
ミネラルウオーターの購入をやめて給水スポットを活用すると、かなりの節約につながるでしょう。経済的であるだけでなく、こまめに水分補給ができるので熱中症対策の効果があったり、ゴミを減らせるので環境に優しかったりするのも給水スポットのメリットです。
飲料代を節約したい方はマイボトルを持ち歩き、積極的に給水スポットを利用するとよいでしょう。
ウォータースタンド株式会社 公民学連携による給水スポット利用拡大に関する実証実験結果報告
厚生労働省 令和6年就労条件総合調査 結果の概況 結果の概要1 労働時間制度 (3)年間休日総数(3ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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