作間龍斗と山下美月がダブル主演を務める映画『山田くんとLv999の恋をする』(3月28日公開)。本作より、作間とテレビアニメ版に出演した声優の内山昂輝が対談するスペシャル動画が解禁となった。
【写真を見る】原作はもちろん、テレビアニメ版のファンだった作間龍斗が生で聞く内山昂輝の声に歓喜！



マンガアプリ「GANMA!」にて連載中のましろによる同名コミックを実写化した本作。原作コミックは「第6回 みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」の大賞を受賞したほか「第13回ananマンガ大賞」で大賞、「ピッコマAWARD2024」のマンガ部門受賞、めちゃコミック「第3回 みんなの推し恋愛マンガ大賞」では大賞、書店員賞、キャラクター賞「少し離れて眺めていたい王子様部門」の3部門を受賞し、女子高生が「いま、ハマっているマンガ」ランキングでは1位にランクイン(LINEリサーチ調べ)するなど10代～20代をはじめ幅広い層からの支持を得ている。2023年にはテレビアニメも放送され、さらにファンが急増した。

彼氏に振られたばかりの大学生、茜(山下)がネトゲで出会ったのは、超塩対応の高校生プロゲーマー、山田(作間)。しかし、無愛想で冷たいやつだと思っていた山田は、実は“最強ギャップ男子”だった。いつもは超塩なのに、ふとした時に垣間見える山田の無自覚な優しさに少しずつ惹かれていく茜。だが、相手は恋愛に興味ゼロなのにとにかくモテまくる難攻不落の強敵だ。第一印象最悪から始まった史上最高恋愛難易度の山田との恋を攻略することができるのか？

このたび、本作で山田を演じる作間とテレビアニメ版で山田の声優を務めた内山によるスペシャル対談が実現。今回が初対面となった2人。序盤から「声ヤバいっすね！アニメが好きでいろいろ観てるんですが、内山さんの声は一発でわかりますし、いつも映像で見ていた声なので、溶けそうです(笑)」と夢の対談にうれしそうな作間。対する内山は、山田役が決まった時の心境について「原作の中で山田というキャラクターはスペックが高くて見た目もかっこいいし、プロゲーマーで頭も良くて…。“かっこいい存在”として描かれているので。どうやったら原作ファンの方に納得してもらえる山田像を作ることができるのか悩みどころでした」と当時のことを振り返る。

原作も読み、アニメも見ていたという作間は、内山の声について「イメージのど真ん中というか、これが山田だよなって思いました。なので、実写版でより一層プレッシャーに感じてました(笑)」とファンとしての一面も見せる。続けて、山田を演じる上でも「アニメ化されている作品の実写版が初めてで。自分の好きな作品ということもあり、僕の中でどうしても内山さんの声の山田のイメージがあったので…。頭の片隅に内山さんを忘れることはないようにしながら僕なりにやったっていう感じですかね」と内山を常に意識していたと明かす。

内山は本編を一足先に観たようで、「山田だなと思いました。声だけでも山田像に悩みましたけど、作間さんの場合は顔も体も身振り手振りも含めてってなってくるので、原作で描かれている山田の絵と顔つきが似ている感じもあるし、実写化された山田だ！って感じました」と作間の演技を称賛する。この言葉に作間も「やっと自信が持てた感じがしました」と顔をほころばせる。

大人気マンガの人気キャラである山田について内山は、「最初はとっつきにくいけど、交流を深めていくと優しい部分が見えてきたり、ギャップが魅力」と話すと、作間も同意して「不器用なところが多くて、でもすごく人思いだし。茜のことを思って考えて、動いてるところとか、可愛いなと思えるところが魅力的だと思いますね」と説明する。

ちなみに、劇中に登場するネトゲ「Forest Of Savior」内で山田が操作しているアバター、“アフロの山田”の声を内山が担当しており、「不思議な感じでした」と照れ笑い。作間は「録れたてほやほやの内山さんの声を聴かせてもらって。うれしかったですね。アニメ版を好きな方にも新しいコンテンツとして内山さんの声を聴けるので楽しみにしていただきたいです」と公開を楽しみにしている観客へのメッセージを送っていた。このほか、印象的なシーンや作品の魅力についてトークするなど盛りだくさんの映像となっている。

いよいよ公開迫る『山田くんとLv999の恋をする』。作間龍斗と内山昂輝、それぞれが演じた山田の魅力にも注目しながら鑑賞してほしい。

文/平尾嘉浩


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