「芸能人の妊娠報道にも劣等感…」人気40代YouTuberが“つらく苦しい体験”を赤裸々に語ったワケ

YouTuberのあいりさん

「芸能人の妊娠報道にも劣等感…」人気40代YouTuberが“つらく苦しい体験”を赤裸々に語ったワケ

3月26日(水) 23:46

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SNSで150万人以上の総フォロワーを持つ人気YouTuber・あいりさん(48歳)が、不妊治療から高齢出産までの経験を綴った新刊『45歳で初めてママになりました。私の不妊治療・妊娠・出産のすべて』が、2025年3月27日に発売されました。

爆速メイクに挑戦するショート動画「1分メイク」や福袋開封動画など、ビューティ、ライフスタイル系の発信でおなじみのあいりさんですが、私生活では5年間の不妊治療を経て、45歳で男の子を出産。不妊治療期間では、二度の流産も経験したといいます。

今回は不妊治療中の心境について、本書から当時を描いたコミックエッセイを紹介。あいりさんご本人にも話を聞きました。

一番つらいのは「ゴールが見えないこと」



「不妊治療で一番つらかったのは、ゴールが見えないことでした」

あいりさんは、30代で初めて不妊治療を始めました。タイミング法(※1)からスタートし、人工授精(※2)は約2年間で20回ほど試したそう。

「治療を何度繰り返しても、結果が出ない。いつ妊娠できるかは、誰にもわからない……。そんな日々が延々と続くんです」

※1タイミング法…医師の指示のもと妊娠しやすいタイミングで性交渉をおこなう方法
※2人工授精…妊娠しやすいタイミングで精液を子宮内に直接注入する方法

芸能人の妊娠報道で劣等感に襲われることも



治療中は、周囲の妊娠報告や子どもの写真を見るたびに複雑な気持ちになったといいます。

「友人から年賀状が届いてお子さんの写真を見ると、嫉妬してしまうこともありました。芸能人の妊娠報道を見たり、街で妊婦さんを見かけたりすると、ひどい劣等感にさいなまれてしまって。そんな自分が嫌で嫌でまた落ち込む、という負のループに陥っていました」

あいりさんは当時、派遣社員として働いていました。家族連れのお客様が多く訪れる職場で、上司からの何気ない一言に傷ついたこともあったそうです。

「『子ども、ほしくないの?』『子どもがいたほうが楽しいよ』なんて言葉をかけられるたび、勝手に傷ついてしまって」

ある日、ベッドから起き上がれなくなってしまった



そんな日々が続くうち、あいりさんは突然ベッドから起き上がれなくなってしまったそう。

「今回の著書では、そのつらく苦しい時期のこともかなり忠実に綴っています。実は、初めはここまで書いてしまっていいのかなと躊躇もしたのですが、私の経験が一例として、少しでも誰かの参考になってくれたら嬉しいなという思いで書くことにしました」

あいりさんは、同じように悩んでいる人たちにメッセージを送ります。

「ストレスは自覚していないところでどんどん溜まってしまうので、ストレスを発散する時間を作ってほしいです。美味しいものを食べたり映画を観たり、一日の終わりに湯船に浸かったり。自分のためのリフレッシュ法を見つけてください」

<取材・文/女子SPA!編集部漫画/ワタナベチヒロ>

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