新生活をはじめて手取り「月18万円」です。ユニットバスの賃貸で「一人暮らし」を検討しているのですが、家賃が高くても「バス・トイレ別」を選ぶべきでしょうか?

新生活をはじめて手取り「月18万円」です。ユニットバスの賃貸で「一人暮らし」を検討しているのですが、家賃が高くても「バス・トイレ別」を選ぶべきでしょうか?

3月26日(水) 21:10

新生活が始まるタイミングで、「一人暮らし」をスタートさせる方も多いのではないでしょうか。中には「一人暮らし」用の賃貸を選ぶ際、「ユニットバス」の物件にするか「バス・トイレ別」の物件にするか悩む方もいらっしゃると思います。 そこで当記事では、「一人暮らし」で「バス・トイレ別」の割合や首都圏の単身者向けアパートの家賃の平均額、「バス・トイレ別」の家賃は「ユニットバス」の家賃よりいくらくらい高いのかについて解説します。

一人暮らしの「約7割」は「バス・トイレ別」

バスリエ株式会社の「一人暮らしのお風呂の調査報告」によると、一人暮らしの男女200人中69%が「セパレートバス」であるという結果になりました。このことから、一人暮らしの「約7割」は「バス・トイレ別」の物件に住んでいることが分かります。
 
また、湯船に浸かる頻度を尋ねる設問では、「バス・トイレ別」でも「ほぼ毎日」の21.01%を抑えて、「週に2~3日」が29.71%と一番多いことが分かりました。
 
さらに、「ユニットバス(3点ユニットタイプ)」の場合は「ほぼ毎日」は6.67%まで減り、「週に2~3日」が26.67%と最も多いことも分かりました。あわせて、「ユニットバス」であまり湯船に浸からない理由は、「お風呂が狭い」と回答した人が半数以上という結果になりました。
 

首都圏の単身者向けアパートの家賃は「平均5万8000円程度」

アットホーム株式会社「2025年1月 全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」によると、首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)の単身者向けアパート(30平方メートル以下)の家賃の平均は「約5万8118円」と、「5万8000円」程度であることが分かりました。
 
あわせて、前年同月比でみると、首都圏のいずれの地域でも2%以上値上がりしていることが分かりました。物価上昇の波を受けて、家賃も値上がりしています。
 

「バス・トイレ別」は「ユニットバス」より「1万円」ほど家賃相場が高くなる可能性

3点ユニットバス物件と比較すると、バス・トイレ別物件の家賃相場は1万円ほど高くなる傾向にあるようです。
 
また、今までは「家賃は収入の3分の1が目安」という考え方が一般的でしたが、時代の変化にあわせて考え方が変わりつつあります。現在では、「手取り額の3分の1を超えると生活費を圧迫する」可能性が高くなるとされています。そのため、「家賃は手取りの3分の1が目安」としておくと安心でしょう。
 
例えば手取りが「18万円」の場合、3分の1にあたる金額は「6万円」です。そのため、「バス・トイレ別」の物件を選ぶ際の「約1万円」の差額は、慎重に検討した方がよいといえるでしょう。
 

まとめ

一人暮らしで「バス・トイレ別」の割合や首都圏の単身者向けアパートの家賃の平均額、「バス・トイレ別」の物件は「ユニットバス」の物件よりいくらくらい高いのかについて解説しました。
 
一人暮らしで「バス・トイレ別」の方は約7割にのぼりますが、「バス・トイレ別」の場合、家賃が1万円程度値上がりする可能性があることが分かりました。自分自身の入浴習慣を考慮しながら、条件・家賃ともに満足のいくお部屋選びをしましょう。
 

出典

バスリエ株式会社 ofuro media 【2024年最新】一人暮らしでもバス・トイレ別が主流!一人暮らしのお風呂の調査報告
アットホーム株式会社 2025年1月 全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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