「コンタクトレンズ」購入のためには絶対に眼科を受診しないといけないの?処方箋なしで購入する方法はある?

「コンタクトレンズ」購入のためには絶対に眼科を受診しないといけないの?処方箋なしで購入する方法はある?

3月26日(水) 0:40

一般的に、コンタクトレンズを購入する際には眼科に行って処方箋を出してもらいます。しかし、通販サイトでもコンタクトレンズを購入できるため、本当に眼科の処方箋が必要なのか疑問に思っている人もいるかもしれません。 そこで今回は「眼科の処方箋なしでコンタクトレンズを購入できるのか?」「コンタクトレンズによって起こる目のトラブル」などについてご紹介します。

コンタクトレンズは処方箋がなければ購入できない?

コンタクトレンズは医薬品ではないため、購入する際に医師の処方箋は必ずしも必要ではありません。
 
ただし、度数の有無や、カラーレンズかクリアレンズかなど関係なく、コンタクトレンズは法律上「高度管理医療機器」に指定されています。そのため「高度管理医療機器等販売業」の許可がある販売店でなければ、販売ができません。これは、インターネット通販の場合も同様です。
 
また、高度管理医療機器として認められたコンタクトには、医療機器承認番号が記載されています。
 
海外製のカラーコンタクトが販売されているのを見たことがあるかもしれませんが、高度管理医療機器承認番号が付いていないコンタクトレンズは日本の安全基準を満たしておらず、販売が認められていません。購入する際は、医療機器承認番号の記載の有無を確認しましょう。
 

コンタクトレンズは医師の診断のもと購入した方がよい理由

コンタクトレンズの購入には処方箋は必要ないとはいえ、購入の際は診察を受けたうえで適切なコンタクトレンズを購入するとよいでしょう。
 
そもそもコンタクトレンズは、度数やレンズのカーブ(BC)など、一人ひとりに合ったものを使用する必要があります。医師の診断なく、目に合わないコンタクトレンズを使用した場合「見えにくい」「目がごろごろする」「レンズがずれる」「目が充血する」といった目のトラブルに見舞われる可能性があります。
 
特にコンタクトレンズを初めて購入する場合や、見えにくくなって度数を交換したい場合などは、自身の判断で決めずに眼科医に一度見てもらうようにしましょう。
 

コンタクトレンズが原因の目のトラブル

もし高度管理医療機器として認められていないコンタクトを使ってしまった場合、目に傷が付いてしまったり、酸素を通しにくいレンズのせいで目が乾燥してしまったりすることがあります。目が乾燥すると、コンタクトが目に張り付いてしまい、外れにくくなる可能性があります。
 
ほかにも、正しい使い方をしないことで、次のような目の病気を引き起こす可能性もあるでしょう。

●ウイルス結膜炎
●角膜潰瘍
●巨大乳頭結膜炎

また、これらの問題がない場合でも、目の状態によっては、コンタクトレンズの装用をしない方がよい場合もあります。購入する際は、医師の診察を受けたうえで処方箋を出してもらい、さらに正しい使用方法を心がけましょう。
 

眼科受診の流れとチェック内容

コンタクトの処方をもらう際、眼科ではまず、視力検査・眼圧検査・眼底検査などを行います。その後、医師の診察で目の状態をチェックしてもらい、コンタクトの装用が問題なくできるかどうか判断してもらいます。この際に、何らかの問題があった場合は、コンタクトの装用を中止するよう指示され、目薬の処方などされることもあるでしょう。
 
問題がなかった場合は、コンタクトが初めての人は装用練習や装用時の注意点などの話を聞き、処方箋が発行されます。
 
コンタクトレンズ購入後は、トラブルを起こさないためにも、指示された装用時間を守り、日々のケアも十分に行いましょう。
 

コンタクトレンズは処方箋なしでも購入できるが、目の安全を考えて定期的に眼科を受診しよう

コンタクトレンズは医薬品ではないため、処方箋なしでも購入が可能です。ただし、目に合っていないコンタクトレンズを使用した場合、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
 
自分自身に合ったコンタクトを選び、目に問題がないことをチェックしてもらうためにも、購入前に眼科の診察を受けることをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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