“俺たち”の大団円をとことん楽しむ!数量限定『ヴェノム:ザ・ラストダンス』「プレミアム・スチールブック・エディション」を開封してみた

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』「プレミアム・スチールブック・エディション」を開封!/撮影/當麻結菜 [c] 2024 Columbia Pictures Industries, Inc. and TSG Entertainment II LLC. All Rights Reserved.MARVEL and all related character names: [c] & TM 2025 MA

“俺たち”の大団円をとことん楽しむ!数量限定『ヴェノム:ザ・ラストダンス』「プレミアム・スチールブック・エディション」を開封してみた

3月26日(水) 2:30

トム・ハーディがマーベルコミックを代表するダークヒーロー“ヴェノム”を演じ、全世界興収8億5000万ドルを超える大ヒットを記録した『ヴェノム』(18)。北米でコロナ禍ながら1作目を上回るオープニング興収を叩きだし、全世界興収5億ドルを突破した『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(21)。この2作に続く「ヴェノム」シリーズの第3作にして最終章となる『ヴェノム:ザ・ラストダンス』の4K UHD・ブルーレイ・DVDが本日発売。
【写真を見る】『ヴェノム:ザ・ラストダンス』プレミアム・スチールブック・エディションに付属するブックレットをちょっとだけチラ見せ!

このたびMOVIE WALKER PRESSでは、「ヴェノム」ファンはもちろんのこと、アメコミファンなら絶対に手に入れてほしい完全数量限定の「プレミアム・スチールブック・エディション(4K UHD+ブルーレイ)」をいち早く入手!充実の映像特典はもちろんのこと、特製ブックレットやアートカードなど豪華封入特典も付属したパッケージを実際に開封しながら、本作の見どころを紹介していこう。

■シンビオートと共存!エディとヴェノムのこれまでをプレイバック
真っ黒な見た目で敵を喰らう!“スパイダーマンの宿敵”が主人公に(『ヴェノム:ザ・ラストダンス』)


原作では、かの有名なスパイダーマンの宿敵として知られているヴェノム。真っ黒でグロテスクな見た目と圧倒的な残虐性を備えた地球外生命体“シンビオート”のヴェノムが、ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)の体に寄生し、奇妙な共同生活を送りながら、次々と襲いかかってくる敵と壮絶なバトルを繰り広げていくのが「ヴェノム」シリーズだ。

まずはエディとヴェノムのこれまでの歩みを振り返ることにしよう。第1作『ヴェノム』は、サンフランシスコで強い正義感を胸に働くエディが「ライフ財団」という組織が人体実験を行っているという情報を得ることから始まる。調査を進めるものの、財団の圧力によって仕事も恋人も失ってしまったエディは、財団の研究施設に侵入。

エディとヴェノムの出会いが描かれたシリーズ第1作(『ヴェノム』)

そこでシンビオートに寄生され、気付けば体のなかにヴェノムが棲みついていた。初めはその残虐な内面をコントロールできずに苦しむのだが、財団の刺客を相手に共闘するうちに意気投合。エディとヴェノムは息の合った相棒となっていくことに。

“悪人以外食べない”という条件のもと、共存にも慣れてきたエディとヴェノム。第2作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、彼らの前に強力な敵が出現。取材でシリアルキラーのクレタス(ウディ・ハレルソン)と面会するエディ。しかし、そこでクレタスに噛みつかれてしまい、エディの血液内に生息していたシンビオートがクレタスの体内で結合してしまう。

シリアルキラーがヴェノムを凌駕する“カーネイジ”に!(『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』)

クレタスは死刑執行の直前に、ヴェノムを凌駕する凶暴さと残虐性を携えた“カーネイジ”へと変貌。世界を闇に陥れる大殺戮を行おうとするカーネイジを阻止すべく、エディとヴェノムは死闘を繰り広げていく。なんとか勝利をもぎ取ったものの、殺人の容疑をかけられ追われる身となってしまうエディとヴェノム。ラストでは、彼らが逃亡先のメキシコで“マルチバース”の扉を開いてしまう。

■敵は超凶悪ヴィランと特殊部隊!決死の逃亡劇が幕を開ける

その直後から物語が始まる最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』。“マルチバース”が開いたことで、複数の次元からヴェノムが現れたり、多数のキャラクターがアッセンブルするような近年のアメコミ映画ではよくある展開があるのかと思いきや、すぐさま元の世界へとカムバック。前2作と同じ世界線かつ同じテンションで物語が進められていく。
アクションから友情までたっぷり!追われる身となったヴェノム&エディの壮絶なラストダンス(『ヴェノム:ザ・ラストダンス』)


今作でエディとヴェノムに迫るのは、シンビオートの神であるヌル(アンディ・サーキス)。マーベルコミックでは宇宙規模の超凶悪なヴィランとして描かれていた重要キャラクターが、ヴェノムたちが持っているという“コーデックス”と呼ばれるものを手に入れようと、凶暴な怪物ゼノファージを送り込んでくる。

どこにいてもすぐに察知して襲いかかってくるゼノファージの追撃を振り切りながら、自らの無実を証明するためにニューヨークへと向かうエディとヴェノム。そんな彼らを、ストリックランド(キウェテル・イジョフォー)率いる特殊部隊も追いかけ、熾烈な三つ巴が展開していく。

空高く飛ぶ大型旅客機の上での熾烈なバトルも!(『ヴェノム:ザ・ラストダンス』)

前2作にも増したスピード感で描かれるアクションシーンの数々は、本作の最大の見せ場。メキシコでの地元マフィアとの乱闘シーンに始まり、上空を飛ぶ大型旅客機の上でのゼノファージとの最初のバトル。さらに、ヴェノムが馬や魚などにも変化しながら繰り広げられる決死の逃亡劇と、地上・空中・水中まで縦横無尽。

シリーズではおなじみのバイクアクションも炸裂し、アメリカ西部の大自然から絢爛豪華なラスベガスまで、ヴェノムたちと一緒に旅をしているかのようなロードムービーとしての魅力もたっぷり。そして最後に待ち受けるのは、あたり一面を火の海と化すほどのド派手なバトル。息つく暇もない怒涛の展開は、高画質な4K UHDで隅々まで何度も繰り返し堪能するのに打ってつけだ!

■ヴェノムファンにはたまらないデザイン!ブックレットには秘蔵トリビアも

それではここからは、「プレミアム・スチールブック・エディション(4K UHD+ブルーレイ)」を開封してみよう。

シックなデザインが魅力の三方背ケース

スチールブックや特典は、しっかりとした作りの三方背ケースに収納されている。こちらのケースの表面には、劇場公開時に入場者プレゼントとして配布されたアートカードと同じデザインの、まがまがしい舌を伸ばしたヴェノムの姿が。

迫力満点のケースからスチールブックを取り出すと、そこには燃えたぎる炎のような赤のなかで雄叫びを上げているヴェノムの姿。その力強いインパクトで、本編への期待はより一層増すことだろう。ディスクにもヴェノムの姿がプリントされており、あらゆる角度からヴェノムを堪能できる仕上がりとなっている。
輝くスチールブックに描かれたヴェノムは、永久保存したいかっこよさ

スチールブックを開くとこんなかんじ

封入特典の特製ブックレットは全部で16ページ。ブックレット前半のプロダクションノートには、前2作で脚本を務めたケリー・マーセル監督が本作に込めた想いから、シリーズには欠かせないVFX、クライマックスの臨場感を高めてくれる美術や撮影のこだわりなど、本作をさらに深く知るための舞台裏がぎっしりと記されている。

ブックレットの表紙

さらに後半には、小ネタやちょっとした仕掛けがたくさん散りばめられた本作を楽しむために押さえておきたい“10個のトリビア”が掲載。手掛けたのは、あらゆるアメコミ作品に精通しているアメコミライターの杉山すぴ豊だ。

【写真を見る】『ヴェノム:ザ・ラストダンス』プレミアム・スチールブック・エディションに付属するブックレットをちょっとだけチラ見せ!

ネタバレにならない程度にその一部を紹介すると、本作の敵役となるヌルについてのわかりやすい解説や、劇中に登場する些細なセリフが原作コミックに登場する”あるキャラクター”への布石になっているのかもという推理など、まさにアメコミファン必見の内容。

作品の核心に触れる記述も多数あるので、一度本編を観てからチェックするのがおすすめだ。エディのよき理解者であるチェン(ペギー・ルー)が、実は“マルチバース”の存在を知っているのでは…という興味深い見立ても書かれており、これを読んでからもう一度本編を観ると、初見時には気付かなかった新たな発見ができるかも!

うれしいアートカードも3枚付属

そしてもうひとつの封入特典は、3枚のアートカード。いずれもヴェノムのパワフルな魅力があふれたイラストが描かれている。なかでも注目は、劇中にも登場した馬に寄生した“馬ヴェノム”にヴェノム自らまたがっている2枚。本編では観ることができない貴重なヴェノムד馬ヴェノム”のコラボレーションが見られるのは、このアートカードだけだろう。

■インタビューたっぷりのメイキングは全部で4種類!

ディスクをプレイヤーに入れ、映像特典もチェックしていこう。ブルーレイ映像特典は、NGシーンと4つのメイキング映像、未公開シーンなど充実の内容。今回発売される3形態(プレミアム・スチールブック・エディション、4K UHD+ブルーレイセット、ブルーレイ+DVDセット)すべてで共通した内容となっており、NGシーンとメイキングの一部はDVDにも収録されている。

メガホンをとったマーセル監督にフォーカスを当てたメイキング映像「混沌の創造主:脚本家から監督へ」では、マーセル監督が原作から映画への変換の難しさや、長年友人だったハーディとのタッグについてうれしそうに語るインタビューと共に、撮影現場の様子がたっぷり垣間見える。こちらは特製ブックレットのプロダクションノートと合わせて観るのがおすすめだ。

ブックレットには制作の裏側がたっぷり綴られたプロダクションノートのほか、杉山すぴ豊によるトリビア集も収録

また「解き放たれたヴェノム:アクションとスタント」では、スタントコーディネーターや刺客効果プロデューサーのコメントと共に、アクションシーンの舞台裏が続々と明らかに。ハーディが挑んだ水中撮影の様子や、存在しない怪物と戦うシーンなど、迫力満点の本作を作りあげていく過程とプロフェッショナルの技の数々を確認することができる。

シリーズファンにはおなじみのチェンが意外なかたちで登場!(『ヴェノム:ザ・ラストダンス』)

さらにイジョフォーや、ヴェノムたちが逃亡の旅の道すがらで出会う、マーティン・ムーン役のリス・エヴァンス、エリア51で働く科学者テディ・ペイン博士を演じたジュノー・テンプルといった豪華キャスト陣が紹介される「ヴェノムを支える実力者たち」に、彼らが撮影現場でのハーディの真剣な様子と無邪気な素顔を振り返る「仲間が語るトム・ハーディ」など、ここでしか観られない貴重なコンテンツがてんこ盛り。

ほかにも、チェン役のルーがニュースのコメンテーターになりきって、これまでの「ヴェノム」シリーズをダイジェストで紹介するユーモアたっぷりな「チェン夫人がすべてを明かす」や、CG映像の制作過程を完成形と比較しながらチェックできる2種類のプレビズ映像も必見。

シリーズ前2作を観ておけば、ヴェノムとエディの友情に涙すること間違いなし(『ヴェノム:ザ・ラストダンス』)

プレミアム・スチールブック・エディションは完全数量限定なので、無くなる前にお早めにゲットしてほしい。そして『ヴェノム:ザ・ラストダンス』4K UHD・ブルーレイ・DVDの発売と同日には、シリーズの前2作『ヴェノム』『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のブルーレイ&DVDもスペシャル・プライスでリリース。この機会にシリーズ全作をお手元にそろえ、“俺たち”のアツい友情と壮絶なラストダンスを見届けよう!

文/久保田 和馬


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