【写真】見るからに不気味な死刑囚たち
アニメ「SAKAMOTO DAYS」(テレ東系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第11話「カジノバトル」が放送された。今話は第1クールの最終話。ラストではX(スラー)の組織が雇った死刑囚たちが登場し、第2クールでの激突を予告する形で幕が閉じられた。(以下、ネタバレが含まれます)
■カジノバトルは予想外な決着
「SAKAMOTO DAYS」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の鈴木祐斗による同名漫画が原作。伝説の殺し屋であった坂本太郎(CV.杉田智和)は、葵(CV.東山奈央)と出会ったことで殺し屋を引退し、坂本商店を営むふくよかな店主に。坂本は最愛の妻・葵と娘の花(CV.木野日菜)との日常を守るため、仲間となった元殺し屋・朝倉シン(CV.島崎信長)と、元マフィアの陸少糖(ルー・シャオタン/CV.佐倉綾音)の力を借りて、自分を狙う刺客たちを撃退していく。
ルーの身柄と坂本に懸賞金をかけた人物の情報をかけてはじまった陸無糖(ルー・ウータン/CV.水中雅章)とのカジノバトル。武闘派マフィアの一員でありながら頭脳で幹部に上り詰めたウータンは、正確な確率計算で開始早々、一気にチップを増やしていく。
前話ではルーのかわいさに鼻血を流す変態ぶりを見せていたが、ウータンはただルーに執着しているだけの変態ではなかった。小さい頃から腕力より頭脳だったウータンは、それだけに武闘派マフィアの中でバカにされていた。そんな自分の頭脳を他の人間とは違う武器だと言ってくれたのがルーだった。このときからルーはウータンにとってかけがえのない、守るべき存在になったのだ。
一方、坂本とシンは、神速のイカサマ、心を読む力でチップを稼ぎ、カジノバトルは引き分けに。決着はババ抜き勝負となったが、ここでまどろっこしいやり方にしびれを切らしたウータンの部下たちが反乱を起こす。部下に銃を突きつけられ、結局は力なのかと目を伏せるウータンだったが、そこに坂本から、「お前は好きな子の前でかっこつけないのか?」と投げかけられる。これで目を覚ましたウータンの一計により、坂本ファミリーが逆襲。反乱者たちは一瞬で叩きのめされ、ことの顛末にウータンは負けを認めるのだった。
■坂本の日常を脅かす死刑囚たち
勝負の取り引きだった、坂本に懸賞金をかけた人物の情報。それが殺し屋殺しの人物、スラーであることは間違いないとウータンは告げるが、そんなことは坂本たちも感づいていた。無駄骨だったとがっかりする坂本だが、ウータンはもう1つ、スラーにつながる第一級死刑囚の情報を示す。死を偽装して、スラーが脱獄させた4人の死刑囚は今、日本に潜んでいる可能性があるという。そしてその推測通り、死刑囚たちは、スラーの組織の幹部、鹿島(CV.興津和幸)と日本の繁華街で接触を果たしていた。
ダンプ(CV.甲斐田裕子)、ソウ(CV.鳥海浩輔)、アパート(CV.小林千晃)、ミニマリスト(CV.竹内良太)。殺しが仕事ではなく、殺しが生活という4人全員が猟奇殺人者。危険が訪れる前に早く逃げろと忠告するウータンだが、坂本たちはむしろ積極的に接触を図ろうとする。危険な殺人者であれば、なおさら野放しにはしておけない。それはつまり最愛の家族の日常を守ることにもなるからだ。
第1クールはここで終了となり、死刑囚編は7月から始まる第2クールへと持ち越された。坂本をはじめ、ORDERも狙う死刑囚の4人。戦いの行方はどうなるのか。そして、いまだ謎のままであるスラーの素性と目的とは?「うわ、いいとこで終わったな」「マジ気になりすぎる」といった感想とともに、原作勢からは「ここからがホントにおもしろい」「アクションどんどんキレッキレになっていくからな」と、楽しみな声が上がっている。
※島崎信長の「崎」は、「立つ崎」が正式表記。
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