下校後に戻った病棟。自分を見失った摂食障害の女子高生が向かった先は/精神科病棟の青春(21)

いつも鍵がかかっているドアが開いていた/(C)もつお/KADOKAWA

下校後に戻った病棟。自分を見失った摂食障害の女子高生が向かった先は/精神科病棟の青春(21)

3月23日(日) 12:40

いつも鍵がかかっているドアが開いていた
外と遮断された空間。精神科病棟で目を覚ました女子高生の朝/精神科病棟の青春(1)



摂食障害を患い、精神科病棟へ入院することになった女子高生・加藤ミモリ。入院直後の体重はわずか33kgでした。

体重が増えるまでは「スマホもテレビもNG」「家族との面会もなし」「ベッドから降りてはいけない」など、制約の多い入院生活。ミモリは逃げ出したい衝動を抑えられず、やせ細った体で涙する日々を送っていました。
しかし次第にほかの入院患者との交流も増え、ミモリの気持ちにも少しずつ変化が訪れるのです…。

『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の作者・もつおさんが、自身の体験をモデルに描いたセミフィクション『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』をお届けします。

※本記事はもつお著の書籍『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』から一部抜粋・編集しました。






おかえりー

今の私は友達の言う状態なのだろう

ドアが開いていた





扉の外に出ていた

元の生活に戻れるかもしれない




著=もつお/『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』










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