「足つった!」冬の就寝時に襲うふくらはぎの激痛。足のつり予防に役立ったことは【体験談】

「足つった!」冬の就寝時に襲うふくらはぎの激痛。足のつり予防に役立ったことは【体験談】

3月22日(土) 0:55

冬になると、毎朝のようにふくらはぎがつり、その痛みでもん絶して起きていた私。痛みが遠のいた後も、1日中ふくらはぎに違和感を持ちながら生活しなければなりませんでした。冬は寒いし、足がつるのも仕方ないと半ば諦めていたのですが、ふとまったく足がつっていないことに気付いたのです。その詳細をお伝えします。
足がつる原因を調べてみた
40代前半までは、めったに就寝時に足がつることがなかったのですが、40代も半ばを過ぎ、寒い冬になると毎日のように夜中や寝起きにふくらはぎがつるようになっていたのです。

そこで、足がつることについて調べてみたところ、 急に体を動かしたときに起こりやすい症状 だということがわかりました。そして、運動中はもちろんのこと、長時間の立ち仕事や激しい運動をした後に 筋肉疲労が蓄積されたことで起こる場合も あるそうなのです。

筋肉疲労以外にも、 寝ているときや朝方にも起こる そうです。その原因は冷えをはじめ、ミネラル成分といった栄養不足や水分不足、あるいは熱中症、急激な寒暖差、さらには加齢や運動不足などで筋肉量が減ったり、血行不良になったりすることも一因になるとのこと。

40代半ばになり、体重が激増し、まったく運動をしなくなってしまったので、冬場、毎日のように就寝中に足がつっていたのも当たり前でした。足がつる原因を調べていくうちに、その対処法は、偶然にも私が1年間おこなってきた 食事改善と運動によるダイエットと重なるものばかり だったことに気付いたのです。
食事改善と水分補給が役立った
ミックスナッツ

足がつらないためには、 ナトリウムやカリウム、リンといったミネラル成分をとったほうが良い そうです。神経から筋肉への信号伝達に必要な成分だからとのこと。ミネラル成分が豊富な食材としては、 大豆製品や乳製品、海藻類、乾物類、ナッツ類、発酵食品など があります。

どれもこれも、ダイエットのために努めてとるようにしていた食材ばかりでした。体重を落とすためには腸内環境を整えることが大切だと、ダイエットの食事講座で習っていた私は、積極的に食物繊維やミネラルが豊富な大豆製品や乾物、海藻類、発酵食品をとるようにしていました。 腸内環境を整えれば、小腸で栄養が吸収され、カスは便となって排出されます。結果的に、足がつることの予防に なっていたようです。

ダイエットのために水分補給にも気を配り、毎日1リットルを目標に飲んでいました。体内の余分な水分である老廃物を体の外に出し、むくみを防止するためです。体が水分不足に陥ると命の危機を感じて、水分をため込むのでむくんでしまうそうなのです。汗をかいて水分不足になりやすい 就寝前にもコップ1杯の水を飲んでいました。この習慣もまた、足がつることの予防に なっていました。
運動で血流が良くなり、つらないように
かかと上げのイメージ

ダイエットのため代謝アップとカロリー消費をしたかった私は、筋トレとピラティスを取り入れていました。2種の運動で血行も促進され、筋肉量も増えたことが、図らずも足がつることの予防になっていました。

特に気を付けて動かしていたのがふくらはぎです。全身の血行を巡らすポンプの役割をしているため、鍛えることでむくみ防止になり、下半身痩せにも一役買ってくれています。ふくらはぎを鍛えるには、かかとの上げ下げが一番よいと思いましたが、当時は、かなり太っていたため、3段階に分けておこなっていきました。

最初は片手を壁に添えて、足を肩幅に開いておこないました。その際に、前のめりになっているとふくらはぎに負荷がかからないので、上半身は姿勢をよくし、おなかも平らにするように心掛けていました。

次に壁から手を離しておこなうようにしました。グッとふくらはぎに負荷がかかるようになったのです。

最後は両足をくっつけ、つま先を30度ほど開いておこないます。ものすごくふくらはぎに負荷がかかりますが、とてもよかったです。

ふくらはぎはスッキリし、ほとんどむくみも発生しなくなり、就寝中に足をつることもなくなったのです。
まとめ
寒い日々の中で、就寝中に足がつってしまうのはつらいことです。まさかまさか、ダイエットが足がつる予防になるとは思いもしませんでした。調べれば調べるほど、体はすべてつながっているのだとわかりました。きれいに痩せるために腸内環境を整える食事改善は、結果として体に必要なミネラル補強になり、足がつる予防に。代謝をアップさせ、カロリーを消費するための運動は、血行を良くし、筋肉量を増やし、これまた足がつる予防になったのです。

冬だから、年だから仕方ないではなく、40歳を過ぎたからこそ健康を維持するために自ら動き出すことが大切だなと実感しました。



※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:竹みか/40代。1男1女の母。食べるのも作るのも大好きぽっちゃりオバチャンだったが一念発起。ダイエットに目覚め、体重15kg、体脂肪率7%落とすのに成功。今も絶賛継続中!
イラスト/サトウユカ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

監修者:医師 窪田 徹矢 先生 くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。


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