DCの人気ヴィランを主人公にしたドラマ「THE PENGUIN ザ・ペンギン」で様々な賞を総なめにしたコリン・ファレルが、ルカ・グァダニーノ監督によるDCコミック原作の戦争映画「サージェント・ロック（原題）」に主演することがわかった。

米Deadlineによれば、本作は「THE BATMAN ザ・バットマン」のスピンオフである「THE PENGUIN ザ・ペンギン」とは無関係で、2つの世界が交わることはないという。DCコミックの「サージェント・ロック」は、第二次世界大戦中のフランクリン・ジョン・ロック軍曹の活躍を描いた戦争アクション。昨秋、グァダニーノ監督の「クィア QUEER」に主演したダニエル・クレイグが本作で再タッグを組むと報じられたが、今年2月に降板が明らかになった。

映画版「サージェント・ロック（原題）」は、「クィア QUEER」「チャレンジャーズ」のジャスティン・クリツケスが脚本を執筆。ファレルは、アップルTV＋の主演ドラマ「シュガー」シーズン2やエドワード・ベルガー監督（「教皇選挙」）のNetflix映画「The Ballad of a Small Player（原題）」などが控えており、これらとのバランスを見て撮影スケジュールが組まれることになりそうだ。

作家ウィリアム・S・バロウズの自伝的小説をもとにしたグァダニーノ監督、クレイグ主演のA24映画「クィア QUEER」は、1950年代のメキシコシティを舞台にドラッグ中毒の同性愛者リー（クレイグ）が、自己を見失いながら若い学生のアラートン（ドリュー・スターキー）に溺れていく物語。5月9日から日本公開される。

【作品情報】
・ クィア QUEER

【関連記事】
・ 【最新版】本当に面白いおすすめ映画ランキングTOP30絶対に何度も見るべき“傑作”を紹介
・ Netflixで観てほしいおすすめの人気映画30選～編集部厳選～
・ 【本当に怖い映画30選】トラウマ＆衝撃作を“ジャンル不問”で編集部が厳選

Photo by Monica Schipper/FilmMagic/Getty Images