パーマーのグリーンジャケットなど総額7億5000万円以上を窃盗元オーガスタの従業員に実刑判決

マスターズ開幕まであと3週間というなか、仰天ニュースが飛び込んできた(撮影:GettyImages)

パーマーのグリーンジャケットなど総額7億5000万円以上を窃盗元オーガスタの従業員に実刑判決

3月21日(金) 3:30

提供:

3月19日、元オーガスタ・ナショナルGCの従業員に“1年の実刑判決”が言い渡されたというニュースが入ってきた。



【連続写真】“超”変則スイングのシェフラー 不思議な足の動きだけど理にかなっている?


ジョージア州エバンス出身の元従業員の名は、リチャード・グロベンスキー。2009年から22年までオーガスタ・ナショナルGCの倉庫アシスタントとして勤務。その間にマスターズ・トーナメントのシャツや帽子、時計などのグッズ。さらには、歴史的にも貴重な3着のグリーンジャケットなどを持ち出し、それらの盗品はブローカーに売られ総額は500万ドル、日本円にして約7億5千万円以上という大金を手にしたという。

3着のグリーンジャケットはアーノルド・パーマー、ジーン・サラゼン、ベン・ホーガンのものとどれも貴重な品。その中でパーマーが1958年に初優勝したときのグリーンジャケットが、シカゴのリンカーンパークにあるコレクターの家で押収されたことから、グロベンスキーの逮捕につながった。

グロベンスキーは派手な生活を送っており、60万ドル(約9千万円)の自宅を購入し、高級車を5台所有。親族でディズニーでのバケーションを楽しみ、ルイ・ヴイトンなどの高級バックも所有していた。

グロベンスキーが最初に窃盗したのは当時22歳であった2007年のこと。白と緑のタオルから、どんどんと窃盗はエスカレートしていった。ちなみにマスターズ・グッズは大会期間中にコースでしか購入できないため、市場では高値で取引されている。

逮捕後、グロベンスキーは罪を認めてFBIの捜査に協力。すでに自宅を売却しオーガスタ・ナショナルGCに160万ドル(約2億4千万円)の小切手を送付したことから「実刑1年」に軽減されたと報じられた。(文・武川玲子=米国在住)


<ゴルフ情報ALBA Net>
【関連リンク】
米国男子ツアー初日の暫定結果
チャンピオンズディナーの会場に潜入してみた中にはすごい資料の数々が…
まるでボーリングのよう? シェフラーのスイングを徹底解説!
超貴重! シブコ&吉田姉妹がドレス姿でそろい踏み!【写真】
ALBA.Net

新着ニュース

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ