横浜みなとみらい21地区を中心に開催される「横浜フランス映画祭 2025」のレッドカーペットイベントが3月20日、横浜市役所で行われ、フェスティバル・ミューズを務める俳優の二階堂ふみが出席。「横浜フランス映画祭2025。すばらしい作品がたくさん上映されます。横浜フランス映画祭2025、開幕です」と開幕を宣言した。
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【フォトギャラリー】横浜フランス映画祭2025オープニングの模様
32回目となる今年の映画祭のテーマは、「Avec~新しい感性との出会い」。映画が与える価値観や文化の多様性を通して、来場者に新たな感性に出会う体験を創出する。上映されるのは、最新のフランス映画10本。アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」を映画化し、本国で1000万人を動員した壮大なドラマ「Le Comte de Monte-Cristo」(原題)がオープニングを飾る。
注目は、第97回アカデミー賞で助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞の2部門に輝いた「エミリア・ペレス」。同作の監督で、「ディーパンの闘い」「君と歩く世界」「預言者」などで知られるフランス映画界の巨匠、ジャック・オーディアールが「横浜フランス映画祭 2025」に出席するため、来日を果たした。
また、フランソワ・オゾン作品の常連で、オゾン監督の最新作「Quand vient l'automne」(原題)にも出演するリュディビーヌ・サニエ、「アーティスト」でフランス映画初となる米アカデミー作品賞を受賞し、今回、初めてのアニメーション作品「神さまの貨物」を完成させたミシェル・アザナビシウス監督ら、フランス映画界の重要人物も多く来日している。
「横浜フランス映画祭 2025」は、2025年3月20日~3月23日、みなとみらい21地区を中心に開催。作品上映後には、ゲストによるマスタークラスが予定されている。最新情報は公式HP(https://www.unifrance.jp/festival/2025/)、公式SNSで発表される。
▼上映作品
「Le Comte de Monte-Cristo」(原題)アレクサンドル・ドゥ・ラ・パトリエール、マチュー・デラボルト監督
「犬の裁判」レティシア・ドッシュ監督
「エミリア・ペレス」ジャック・オーディアール監督
「キャッツ・アイ」アレクサンドル・ローラン監督
「Mon Inseparable」(原題)アン・ソフィー・バイリー監督
「Quand vient l'automne」(原題)フランソワ・オゾン監督
「It's Not Me イッツ・ノット・ミー」レオス・カラックス監督
「マリア・モンテッソーリ愛と創造のメソッド」レア・トドロフ監督
「ロザリー」ステファニー・ディ・ジュースト監督
「神さまの貨物」ミシェル・アザナビシウス監督
【作品情報】
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