3月15日放送の『かまいたちの知らんけど』(MBS毎日放送)に、メッセンジャーの黒田有さんが出演。2019年に19歳年下の一般女性と結婚し、昨年11月に54歳で第一子女児を授かった黒田さんに、先輩パパのかまいたちの2人が子育てのアドバイスを送りました。
どんどんどんどん可愛さが上がってくる
番組では、「祝!第一子ご誕生!出産祝いしたら黒田さん喜ぶ、知らんけど」と題して、お祝い&子育てトークを展開。MCを務めるかまいたちの山内健司さん・濱家隆一さんに「おめでとうございます!」と祝福の言葉を贈られ、黒田さんは「人の親になってやっと人間になれたって感じやね」と笑顔を浮かべます。
お子さんが生まれたとき、黒田さんは54歳。1月に誕生日を迎え今は55歳になったといいます。山内さんが「ってことは成人……」と言いかけると、黒田さんはかぶせるように「75!」と即答。濱家さんが「全然変わってなさそう。このまま75になってそう」とフォローを入れるも、黒田さんは「きっついわ~、75」と苦笑いです。
次の目的地へ向かう移動車の中で、黒田さんはかまいたちの2人に子育ての悩みや疑問を相談。芸人としては黒田さんはかまいたちの先輩ですが、父親としては2人の男の子のパパである山内さん、一男一女のパパである濱家さんの後輩になります。
黒田さんの悩みは「生まれたての我が子を本気で可愛がれないのは冷たい?」ということ。子どもが生まれて3ヶ月経っても、世間でよく言われる「目に入れても痛くない」「子どもに会うためにすぐに帰宅する」というレベルの愛情が自分の中で確認できておらず、「これはわたくしの心が氷なんでしょうか?」と不安な気持ちになるというのです。
山内さんが「最初より、どんどんどんどん可愛さが上がってきています」とコメントすると、黒田さんは「それやったら安心した。俺があかんのかなと」と、安堵の表情。しかし、山内さんの愛情度の上がり方は尋常じゃないようで、最近は「自分が子ども見たり、昔の写真見てるだけで、愛おしくて泣けてくる」と明かすと、濱家さんが「(山内さんが)子ども生まれてからめっちゃ涙腺弱なって」と、他番組で山内さんが子どもから似顔絵を渡された際に涙したエピソードを暴露し「そうなったら終わりですよ! ボケとしての自覚を持ってくれ」。
これを聞いた黒田さんは「(子どもに愛情を持ちすぎると)自分の中でボケが薄まんちゃうかとか、攻撃的が丸くなっちゃうんちゃうかとか思うんで、自分で止めてるところがあるかも」と分析しました。
また、黒田さんは不妊治療を経て第一子を授かったといい、「嫁さんがすごかったから。(子どもを)ほしいガッツ。普通じゃないガッツ」「子どもがおってもデメリット・メリットがあるからさ。『でも俺は……』ってなっても向こうの『どうしても』みたいなのあるやん。オレなんか、50歳すぎてから不妊治療をやりだした。病院も3回くらい変えたんよ」と、子どもが誕生するまで葛藤や苦労があったことを振り返りました。
子どもの背中にはスイッチが!「とんでもなく置く技術が必要になってくる」
さらに車中では子育てお悩み相談が続き、テーマは「夜泣き」に。
濱家さんは、赤ちゃんが母親の胎内で聞いた音とドライヤーの音が似ているという情報をネットで調べ、実際にやってみるも「全然寝えへん」と失敗に終わった経験談を告白。黒田さんは「困ったもんやな。一番みんなが言うてたんはドライブやって。車。旦那さんが阪神高速1周してたら泣き止む。そうなったら仕事できへんな」と夜泣き対策へ考えを巡らせます。
また、夜泣きあるあるで「赤ちゃんの背中にはスイッチがある」というのもよく聞く話。山内さんは、「抱っこしたら泣き止んで、それを(ベッドに)寝かさなきゃいけないじゃないですか。寝かした瞬間復活して泣くんですよ。とんでもなく置く技術が必要になってくる」と語り、「自分がベッドと一体化しないといけない。置くときに自分もベッドと平行になってるように置かないと」と対策法も解説。
黒田さんが「うわー! それ教えてほしいな。こんないったら言葉悪いけど、不発弾をちょっといったらボンっみたいな」と独特の例えで食いつくと、山内さんは「慎重に。それが大事です!」と力説しました。
赤ちゃんの夜泣き対策として、早めに入浴を済ませ寝る準備を整える、テレビの放送終了後のザーッという音やビニール袋のシャカシャカ音を聞かせるなど、さまざまな方法が挙げられますが、何が正解となるかは赤ちゃんそれぞれ。いろいろと試してみないとわかりません。主に赤ちゃんの世話を担う人は、赤ちゃんの昼寝のタイミングやパートナーと交代したタイミングなど、隙間時間を見つけてできるだけ身体を休めてくださいね。
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