24年6月8日、宜仁親王十年式年祭での瑶子さま /(C)JMPA
3月16日(日) 2:00
2月28日から3日間、北海道札幌市で開催された「第96回宮様スキー大会国際競技会」。3月2日の賜杯授与式には寬仁親王妃信子さまと長女・彬子さま、高円宮憲仁親王妃久子さまが臨席された。しかし現地会場には、信子さまの次女・瑶子さまの姿はなかった――。
「信子さまは優勝者に笑顔でトロフィーを渡され、久子さまも笑顔で拍手をされていました。しかし彬子さまの表情は固く、抑制的な印象を受けました。信子さまと彬子さまは寬仁さまご存命中から“絶縁”関係にあり、今年の競技会でもお二方が語り合われるお姿は、見られることはなかったそうです」(皇室担当記者)
信子さまが’04年に寬仁親王邸(現・三笠宮東邸)を出られて以降、続いている母娘間の確執。さらに彬子さまと瑶子さまの姉妹間でも、“すれ違い”が生じているという。
「彬子さまはご研究や日本の伝統文化などの普及活動で京都に滞在されることが多く、瑶子さまは複雑なお気持ちを抱かれてきました。ご高齢であった百合子さまの身の回りのお世話や宮邸の差配を担われていただけに、“自分が三笠宮家を支えてきた”というお気持ちがあるようです」(三笠宮家の関係者)
三笠宮家では昨年11月に百合子さまが薨去されてから、次の当主となる“後継者”に注目が集まっている。しかし最近では、瑶子さまにとって“不利”ともいえる出来事が続いていた。前出の三笠宮家の関係者は、こう続ける。
「瑶子さまは昨年8月、私的に旅行されたアメリカで、自動車イベントも視察されました。イベントに協賛していた中国系アメリカ人の実業家がSNSにアップした写真には、何台も並んだフェラーリを背景に、瑶子さまがTシャツ、サングラス姿でポーズをとられている姿が収められていたのです。そのことが昨年末に立て続けに報じられ、波紋を呼びました。さらに宮内庁内で問題視されたのは、Tシャツに高級カーディーラーのロゴがあしらわれていたこと。中立性を重んじる皇室において、皇族が特定企業や団体などの“広告塔”になることはふさわしくない、といった意見が多かったといいます」
瑶子さまは、フォロワーを限定した非公開のインスタグラムのアカウント(現在は削除)をお持ちで、イベントに参加したときの写真をアップしていた。しかしこうした振る舞いは、姉・彬子さまの逆鱗に触れてしまったという。
「瑶子さまが参加されたイベントは、能登半島地震の被災地を支援するチャリティとしての意義も大きいものでした。とはいえ“広告塔”とみなされかねない振る舞いに、瑶子さまは宮内庁から厳しく注意を受けられたそうです。彬子さまも瑶子さまの報道を知って『皇族としての自覚が足りない』と激しく怒り、瑶子さまにお叱りの言葉を伝えられたと聞きました」(前出・三笠宮家の関係者)
そんな瑶子さまは、昨年も“皇族らしからぬ外見の変化”が注目を集めていた。
「昨年7月に開催された全日本スーパーフォーミュラ第4戦富士『第1回瑶子女王杯』では、両耳だけでなく左耳の軟骨にもピアスをご着用。同年10月に開催された『秋の園遊会』でも、まとめ髪の両サイドにピンク色のメッシュが入った金髪ヘアでお出ましになり、国民に驚きを与えました。ここ最近、瑶子さまに目立つお振る舞いが増えているのは、ご家庭での不満を発散されているようにも感じられます。宮様スキー大会には“瑶子女王杯”もありますが、現地に赴かれなかったのは、ご家族と顔を合わせられないお気持ちがあったのかもしれません」(前出・皇室担当記者)
果たして、ご一家が一堂に会する日はやってくるだろうか。