ルカ・グァダニーノ×ダニエル・クレイグ 『クィア/QUEER』日本版ポスタービジュアル&予告編公開

『クィア/QUEER』ポスタービジュアル

ルカ・グァダニーノ×ダニエル・クレイグ 『クィア/QUEER』日本版ポスタービジュアル&予告編公開

3月13日(木) 23:00

提供:

『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督最新作『Queer(原題)』の邦題が 『クィア/QUEER』に決定し、併せて日本版ポスタービジュアルと予告編映像が公開された。

1950年代、メキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でごまかしていたアメリカ人駐在員のリーは、若く美しくミステリアスな青年ユージーンと出会う。一目で恋に落ちるリー。渇ききった心がユージーンを渇望し、ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほど募るのは孤独ばかり。ある日、リーは一緒に人生を変える奇跡の体験をしようと、ユージーンを幻想的な南米への旅へと誘い出すが……。

『君の名前で僕を呼んで』でひと夏の切ない恋を描いたルカ・グァダニーノ監督が、今度は愛する相手と心身共にひとつになりたいと切望する男を描く。主人公の孤独な中年男リーを演じるのは、007シリーズの主人公ジェームズ・ボンドの鎧を脱ぎ捨てたダニエル・クレイグ。ボンドとは全く異なる魅力で、自分を保てないほどに相手を求める姿が評価され、第96回ナショナル・ボード・オブ・レビューでは主演男優賞を受賞。第82回ゴールデングローブ賞でも、主演男優賞(ドラマ部門)でノミネートされるなど、多くの映画賞を賑わせた。

リーが恋する相手のユージーン役には、ドリュー・スターキー。一見クールで感情を露わにしない新世代に見えつつも、己のアイデンティティへの戸惑いや葛藤が垣間見える絶妙な表情で、ユージーンの心の中の繊細なゆらぎを表現する。

原作は、ビート・ジェネレーションを代表する作家ウィリアム・S・バロウズが謎多き人生を赤裸々に綴り、1度は出版を封印した自伝的小説。トレント・レズナー&アッティカス・ロスが手掛けた音楽と、ニルヴァーナ、プリンス、ニュー・オーダーらの挿入歌が聴覚を、ファッションの新しい軌道を創り上げたJW Andersonのジョナサン・アンダーソンによる衣装が視覚を魅了する。

日本版ポスタービジュアルは、リーの足元にユージーンの足がそっと添えられている印象的なカットを全面に使用。予告編にも使用されている、「みっともないほど、君に触れたい」という痛切な思いが込められたセリフがキャッチコピーとして使われており、表情は見えなくとも狂おしいほどに恋をし、相手を求めるリーの切々とした感情が伝わるビジュアルとなっている。

予告編では、「言葉なしで、君に触れたい」と、究極の愛を探し求める姿が映し出される。「我々は、途方もない世界の、孤独なカケラだ」というリーの言葉から始まり、繁華街の夜道で通りすがりのユージーンと目が合い、一気に恋に落ちる出逢いの瞬間や、彼の気を引こうとおどけて挨拶するチャーミングな姿が収められている。

『クィア/QUEER』本予告映像

<作品情報>
『クィア/QUEER』

5月9日(金) 公開

(C)2024 The Apartment S.r.l., FremantleMedia North America, Inc., Frenesy Film Company S.r.l.

ぴあ

エンタメ 新着ニュース

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ