【自ら学ぶ子へと育てる「声かけ」の教え】子ども教育のプロが教える「声かけ」メソッド本が登場!
ダイヤモンド社は3月12日(水)、ベネッセ教育総合研究所・主任研究員であり、子ども教育のプロとして全国の教育現場で活躍する庄子寛之氏による最新刊『子ども教育のプロが教える 自分で考えて学ぶ子に育つ声かけの正解』を発売しました。
庄子寛之 著『子ども教育のプロが教える 自分で考えて学ぶ子に育つ声かけの正解』ダイヤモンド社 刊
「教えすぎず」「比べすぎず」「見守る」ことで、子どもは驚くほど伸びる!
やる気を引き出し、自ら学ぶ子へと育てる「声かけ」の教え
同書の著者である庄子寛之氏は、ベネッセ教育総合研究所・主任研究員として、教育委員会や学校での研修、保護者向けの講演などを行い、多くの親や先生を指導してきた子ども教育のプロです。
同書では、1万5,000人の指導実績と心理学の知見、ベネッセの最新データをもとに、子どもの学ぶ意欲を引き出す「声かけ」のメソッドを解説。ちょっとした言葉の工夫が、子どもの考える力や主体性を育てることを、実践的なアプローチで紹介します。
「100点とれてよかったね!ご褒美に何でも買ってあげるよ」と言うのではなく、「100点とるためにどんな工夫をしたの?」と問いかける。「ゲームは終わりにして寝なさい」と言うのではなく、「明日は朝早いけど、どう思う?」と子どもに考えさせる。
こうした小さな違いが、子どもの自主性や学ぶ力を大きく育てます。また、よい声かけを習慣化することで、子どもの行動が変わるだけでなく、親子の信頼関係が深まり、毎日の会話が前向きなものへと変わります。
自らすすんで学ぶ子になる教育法がわかるだけでなく、親自身も子育てを楽しめるヒントが詰まった一冊です。
子どもがグングン成長する「声かけ」の例(同書より抜粋)
「結果」より「過程」を評価することで、内発的動機づけを刺激する
×100点とれてよかったね!ご褒美に何でも買ってあげるよ
〇よく頑張ったね。100点とるためにどんな工夫をしたの?
比べて褒めるはNG!褒めるときは頑張った行動にスポットを
×クラスで一番はすごいね!お母さん、うれしいな
〇一生懸命努力しているし、よく頑張っているね。私も何か頑張ろうかな
正解を与えず、自己決定感を育てて、子どもが選んだ道を正解にしていく
×これやらない?あれもやらない?
〇どんな道を選ぶかで悩んだら、難しいほうを選ぶといいよ
大人の価値観で続けることを評価しない。子どもがやりたいなら、とりあえずやらせてみる
×せっかく習い始めたのだから、とにかく続けなさい!
〇やりたい習い事があるなら、今の習い事をやめて、とりあえずやってみたら?
学校以外のコミュニティに参加して自分を高めてくれる存在と出会う
×いつも遊んでいる友達を大切にしたら?
〇参加してどんどん話しかけてみよう!新しい友達もできるよ
目次
第1章自分で考えて学ぶ子に育つ「教え方」
第2章自分で考えて学ぶ子に育つ「比べ方」
第3章自分で考えて学ぶ子に育つ「見守り方」
第4章自分で考えて学ぶ子に育つ「機会の見つけ方」
第5章自分で考えて学ぶ子に育つ「仲間のつくり方」
著者プロフィール
庄子寛之(しょうじ・ひろゆき)
ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンター 主任研究員。元東京都公立小学校指導教諭。東京学芸大学大学院教育心理学部臨床心理学科修了。道徳教育や人を動かす心理が専門である。教育委員会や学校向けに研修を行ったり、保護者や一般向けに子育て講演を行ったりしている。研修・講演は年間150回以上。20年近くの教員生活で教えた児童は5,000人以上。講師として直接指導した教育関係者は1万5,000人に及ぶ。また、ラクロスの指導者としての顔を持ち、東京学芸大学女子ラクロス部監督、U-21女子日本代表監督、U-19女子日本代表監督を歴任。現在も本業の傍ら明治学院大学ラクロス部女子の監督を務める。子ども教育のプロとして、NHK「おはよう日本」や朝日新聞、毎日新聞などのメディアなどにも取り上げられた。著書に『子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣』(青春出版社)などがある。
書誌概要
『子ども教育のプロが教える 自分で考えて学ぶ子に育つ声かけの正解』
著者:庄子寛之
定価:1,760円
発売日:2025年3月12日
発行:ダイヤモンド社
判型:46判並製・210ページ
詳細URL:https://www.diamond.co.jp/book/9784478121818.html
ダイヤモンド社
https://www.diamond.co.jp/company/
(マイナビ子育て編集部)
