1児のママ・冬田フユミさんは、同じ保育園のママ友・春野ハルさんに仕事を紹介してもらいます。しかし、人望が厚く優秀なハルさんに嫉妬し、保育園や会社でハルさんの悪評を広め、孤立させようと画策。しかし、ハルさんへの嫌がらせなど様々な悪事が露見し、フユミさんは結局雇用契約を打ち切られます。さらに夫の雪彦さんから離婚を迫られ、順風満帆そうに見えるハルさんへの苛立ちや恨みを一方的に募らせていました。
そこでフユミさんは、自分の娘・ユキエちゃんを使って「ハルさんはいじめっ子」というデマを流します。それが原因で、ハルさんの娘・サクラちゃんは保育園でいじめられるように……。
その後もほかのママ友と衝突するたびに、そのママ友の子どもとは遊ばないよう、ユキエちゃんの交友関係を制限するフユミさん。見かねた保育園の先生は、雪彦さんに状況を報告します。
雪彦さんは、フユミさんのもとから娘を連れ出すため、迎えに来ました。フユミさんは引き止めますが娘からも拒絶されてしまいます。離婚宣告され、家を出て行くよう告げられたフユミさんは、家族も家も仕事もすべてを失ったのでした。
フユミさんが保育園に姿を見せなくなり、ハルさんの周りには平穏な日常が戻ってきたかのように思えましたが、ある日ハルさんの自宅ポストにゴミが入れられていました。
同じ日、保育園と職場にゴミが送りつけられるという悪質な嫌がらせが次々と発生して……?!
エスカレートする嫌がらせに、夫が…!?


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会社への郵便物としてゴミが届いたことで、フユミさんの仕業であることを確信したハルさん。犯人であることを隠す気のない嫌がらせに、ハルさんは背筋が凍る思いです。
一方ハルさんの夫は、嫌がらせに憤慨!
「これは完全にアウトだよ!警察に行こう! 犯人はそのフユミって女で確定だよ!」子どもに危害が及ぶ可能性も考え、ハルさんに毅然とした対応を求めます。
しかし、フユミさんに友だちとしての情が残っているハルさんは決断しきれません。待ってもらう代わりに、フユミさんと直接話をすることを決めるのでした。
たしかに、家族を守るためには、警察への相談もやむを得ないのかもしれません。しかし「加害者である前に、かつての友人」と葛藤するハルさん。
どうしてここまでの行動に出てしまったのか、フユミさんの気持ちを知ることで解決の糸口が見つかる可能性もあるかもしれません。
直接向き合うことにはリスクを伴いますが、一度は仲良くなったママ友です。本心を伝え合うことで、お互いに納得できる形に落ち着くといいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター つきママ
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