自動車の「タイヤ交換頻度」はどのくらいが一般的? 「業者」に交換を依頼する場合の「費用」も紹介

自動車の「タイヤ交換頻度」はどのくらいが一般的? 「業者」に交換を依頼する場合の「費用」も紹介

3月10日(月) 0:50

ガソリンスタンドに立ち寄った際に、スタッフからタイヤの交換や修理を勧められた経験がある人もいるのではないでしょうか。なかには、車の走行距離が少ないにもかかわらず、タイヤを交換する必要があるのかと疑問に感じている人もいるかもしれません。 そこで本記事では、自動車のタイヤ交換の適切な頻度を詳しく解説します。業者に交換を依頼した際の費用相場も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

タイヤの交換目安

車のタイヤを交換しなければならないシーンは少なくありません。
 
タイヤを交換するタイミングとして、タイヤの寿命と冬用のスタッドレスタイヤへの交換が挙げられます。
 
ここでは、タイヤを交換するタイミングの目安を詳しく紹介します。
 

「走行距離」「使用年数」「タイヤの状態」から判断

タイヤの交換は、「走行距離」や「使用年数」「タイヤの状態」の3つから判断できるとされています。
 
走行距離で判断する場合は、3万キロ走行したかどうかを基準にしましょう。3万キロ以上走行していても場合によっては乗り続けられることもあるようですが、静粛性やウェット性、グリップ性などは走行距離が長くなるほど落ちていく傾向があります。
 
また、タイヤの使用年数が3〜5年を経過していれば、タイヤ交換を検討するタイミングです。タイヤの成分である「ゴム」は、経年劣化して硬くなりやすい素材だといわれています。紫外線や熱などによって劣化し、タイヤ表面にヒビが入りやすくなります。タイヤを交換して3〜5年経過したら、新たなタイヤに交換すべきか判断しましょう。
 
さらに、走行距離や使用年数に問題がない場合でも、タイヤの状態によっては交換が必要な場合もあります。定期的にタイヤの状態をチェックして、問題ないか確認しましょう。
 

冬用のスタッドレスタイヤへの交換

雪道を車で走行することもあるでしょう。その場合は、冬用のスタッドレスタイヤへの交換が必要です。積雪状況や降雪するタイミングによって異なりますが、初雪が降る1ヶ月前を目安に交換するとよいようです。
 
北陸や東北、北海道などでは、9月後半から10月前半にかけて交換するのがおすすめです。
 
また、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ交換するタイミングは、積雪が少ない地域では3月中旬から4月中旬、積雪の多い地域であれば4月後半から5月上旬が目安となるようです。
 
スタッドレスタイヤを通年使用すると、あらゆるトラブルが発生するリスクがあります。スタッドレスタイヤは一般的なタイヤよりも柔軟性が高く、積雪路面以外ではスリップしやすい点がデメリットとされています。また、燃費や機能性の面で不利になるケースもあるため、適切なタイミングでノーマルタイヤに交換してください。
 

タイヤ交換の費用相場

タイヤ交換の依頼ができる業者には、「タイヤ専門店・カー用品店」や「ガソリンスタンド」「ディーラー」などが考えられます。
 
タイヤ専門店やカー用品店で交換する場合は、タイヤ4本あたり4000円から1万2000円程度、ガソリンスタンドの場合は4000円から2万円程度、ディーラーでは8000円から3万円程度の工賃がかかるとされているようです。
 
ただし、上記にはタイヤ代が含まれていないため、実際にはこれよりも金額が高くなる可能性があります。
 
予算や機能性などを総合的に考慮して、どのようなタイヤを購入するか検討してください。
 

タイヤ交換の費用を抑えたい場合はよく比較しましょう

タイヤ交換のタイミングは、走行距離や使用年数、使用環境などによって異なりますが、3年から5年のタイミングで交換を検討するとよいようです。また、交換を依頼する業者によって、タイヤ交換の費用は大きく変動します。本記事で紹介した交換目安を参考にしながら、適切なタイミングでタイヤを新調しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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