“本当の自分らしさ”とはマーク・トウェインの名作から生まれた劇団四季ファミリーミュージカル『王子と少年』本日開幕

劇団四季『王子と少年』より

“本当の自分らしさ”とはマーク・トウェインの名作から生まれた劇団四季ファミリーミュージカル『王子と少年』本日開幕

3月7日(金) 3:00

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日生劇場で1964年から50年にわたって行われていた、小学校6年生を無料でミュージカルに招待する「ニッセイ名作劇場」。劇団四季のファミリーミュージカルの数々がここで生まれ、またそのなかから『夢から醒めた夢』『ユタと不思議な仲間たち』のように、一般ミュージカルに発展する作品も育った。その第4弾として1967年に初演されたのが、「トム・ソーヤーの冒険」などで知られる作家マーク・トウェインの「王子と乞食」を原作とする『王子とこじき』。当時劇団四季に在籍していた石坂浩二の台本・作詞(渡辺ゆたか補筆)、浅利慶太の演出によってミュージカル化され、たびたび再演される人気作となった。世情を踏まえて改題された『王子と少年』が、本日3月7日(金) に東京・自由劇場で開幕する。

主人公は、家来に囲まれてお城で暮らす王子エドワードと、ロンドンの貧しい家に住む少年トム。全く違う境遇に生まれながらも顔がそっくりなふたりは、ある日偶然出会って意気投合。服を取り換えてみたところ、エドワードは城を追い出され、トムは家来たちに王子として扱われてしまう。国王が亡くなり、エドワードが城に戻って王位を継がなければならなくなっても、貧しい身なりのエドワードを誰も本物の王子とは信じてくれなくて……? “真実を言う勇気”や“本当の自分らしさ”といったメッセージを、いずみたくと佐橋俊彦による親しみやすい音楽と、加藤敬二による躍動感あふれる振付で描き出していく。

『ライオンキング』などのディズニー作品、4月に開幕する『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などの海外ミュージカル、『ゴースト&レディ』などのオリジナルミュージカル、11月に7年ぶりに再演される『恋に落ちたシェイクスピア』などのストレートプレイ……。多様な舞台を全国各地で展開している劇団四季だが、小さな子供連れで観劇するならやはりファミリーミュージカルがぴったり。3月30日(日) にはライブ配信も予定されており、劇場や自宅で家族で楽しめば、春休みの良い思い出になりそうだ。

劇団四季:王子と少年:プロモーションVTR

文:熊田音子

<公演情報>
劇団四季ファミリーミュージカル『王子と少年』

原作:マーク・トウェイン
台本:石坂浩二
台本協力・補筆:渡辺ゆたか
作曲:いずみたく 佐橋俊彦
作詞:石坂浩二 渡辺ゆたか
初演オリジナル演出:浅利慶太
振付:加藤敬二

日程:2025年3月7日(金)~4月2日(水)
会場:東京・自由劇場

4月19日(土) より、全国ツアー

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%A8%E5%B0%91%E5%B9%B4

公式サイト:
https://www.shiki.jp/applause/ohji/

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