【漫画】ぐにょちゃんの“40度スリッパ”が心を温める…人類のための天才的な心遣いに「優しい」と話題に

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、“人類”のためにいろいろと手助けしてくれる謎の生命体・ぐにょちゃんが体温でスリッパを温めてくれる話が面白いと話題の「スリッパ」をピックアップ。

作者のゆ菓子さんが2025年2月15日にX(旧Twitter)に投稿したところ、5900件を超える「いいね」を獲得し、「わー草履温めて貰った織田信長の気分！ありがとうぐにょちゃん！」「ぐにょちゃん優しい」「嬉しすぎる」「あったかーい」「めちゃくちゃいい温度。足元ぬくぬく」という反響が寄せられた。本記事では、ゆ菓子さんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。



■ホカホカの40度まで温められたスリッパ

ぐにょちゃんは謎の生物で、かつて「かわいいキメラ研究所」から失敗作として脱走した過去を持つ。しかし、人類の幼い子どもと仲良くなったことをきっかけに、人類全般に好意を抱くようになった。年明けには「お手伝い券」をお年玉としてプレゼントし、バレンタインデーには巨大なケーキを作るなど、さまざまな形で人類に尽くしている。

ある冬の日、ぐにょちゃんはぼーっとしているうちに、自身の体温でスリッパを温めていた。そして目を覚ますと、「ジンルイ、スリッパ アタタメトイタ」と言いながら、ホカホカの40度に温まったスリッパを出すのだが…。

まるで、かつて織田信長に草履を温めて献身した無名の足軽・木下藤吉郎（後の豊臣秀吉）のような気遣いが感じられるぐにょちゃん。そのユーモラスな行動に、「いい湯加減…!!」「ちょうどいいスリッパ温度！」「ぼーっとしてるぐにょちゃんのフォルムが好き」「40度、すごい！」など、多くのコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。

■「ぐにょちゃんの不思議な動きや表情に力を入れています」作者・ゆ菓子さんが語る創作の裏側とこだわり

――「スリッパ」のモチーフはどのようにして生まれたのでしょうか。

寒い日が続いて足元もひんやりしてしまうので、ぐにょちゃんがいたらこういう気づかいをしてくれそうだな…という考えからこのお話を製作しました。

――冬の寒い時期にホカホカにスリッパを温めてくれるのはありがたいです。本作を書く上で「こだわった点」あるいは注目してほしい点などがございましたら、お教えください。

ぐにょちゃんの不思議な動きや表情に力を入れています。

――本エピソードは4コマですが、ゆ菓子さんお気に入りのシーンなどがございましたら教えてください。

スリッパの上にぼてっと座る丸いぐにょちゃんがお気に入りです。

――ぐにょちゃんシリーズを書く上で、特に意識している点などがございましたら、お教えください。

身近にあることを題材に、ちょっと不気味で不思議な生物であるぐにょちゃんに愛着を持っていただけるような作品を目指しています。

――ゆ菓子さんの作品では、かわいらしい生命体や物体が多数登場しますが、キャラクターの着想はどこから得ているのでしょうか。

好きな動物やファンタジー作品などから着想を得ています。

――最後に、本作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。

作品を見て下さりありがとうございます！これからもたくさんのお話を製作していきますのでよろしくお願いいたします。



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