3月6日(木) 0:10
結論からいうと、牛丼と牛皿の違いは、盛り付けの仕方にあるようです。
牛丼は、甘辛いたれで煮込んだ牛肉と玉ねぎを乗せた丼メニューです。丼もので、単品で手軽に空腹を満たせる傾向があるため、時間がないときや手っ取り早く食事を済ませたい人におすすめのメニューだと考えられます。
一方で牛皿とは、牛丼のようにご飯が付いておらず、牛丼の具のみを提供する単品メニューのことを指すようです。牛皿をお酒のつまみ代わりとして楽しむ人はもちろん、白いご飯と組み合わせておかずとして食べる人も少なくありません。
ここからは、とある大手牛丼チェーンで牛皿定食と牛皿・ライス・サラダを単品で注文した場合の価格差を見ていきましょう。
牛皿定食の価格を、以下の表1にまとめました。なお「牛皿定食」には、牛皿とご飯、玉子、みそ汁が付いてきます。
表1
牛皿定食の種類 | 価格(税込み) |
---|---|
並盛 | 712円 |
大盛 | 822円 |
特盛 | 932円 |
※筆者作成
次に、牛皿単品・ライス(184円)、サラダ(151円)を別々に注文した場合の価格を見ていきましょう。以下の表2にまとめました。
表2
牛皿単品の種類
(ライス・サラダを別々に注文した場合) |
価格(税込み) |
---|---|
並盛 | 746円(並盛単品:411円) |
大盛 | 856円(大盛単品:521円) |
特盛 | 966円(特盛単品:631円) |
※筆者作成
牛皿単品・ライス・サラダを個別に注文するよりも、牛皿定食の方が34円ずつ安くなることが分かりました。
牛皿定食を選ばずにサイドメニューを組み合わせて注文するメリットは、そのときの気分でさまざまなメニューを自由に組み合わせて楽しめる点だと考えられます。から揚げや焼き魚、キムチなどのサイドメニューを組み合わせれば、さまざまなバリエーションの献立を考えられる可能性があります。
ただし、単品で購入する場合は、セットメニューよりも割高になってしまう可能性がある点に注意が必要です。今回の場合は、数十円程度の差ではありましたが、頻繁に外食をする人にとって数十円の積み重ねは大きな出費となる場合もあるでしょう。
大手牛丼チェーン店では、牛丼はもちろん、定食メニューやサイドメニューなど、豊富なメニューが楽しめる傾向があります。コストパフォーマンスを重視したい方は牛皿定食を、食事のバランスなどを考えたい方は、単品でキムチやサラダなどの野菜を組み合わせるのもよいでしょう。
自分好みの組み合わせを見つけて、牛丼のおいしさを存分に味わいましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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