水浴び姿がキュートな”死を告げる鳥”デスはサイズも変幻自在&タバコもたしなむ!?『終わりの鳥』新場面写真

貫禄たっぷり!電子タバコをくゆらせる<デス>/[c]DEATH ON A TUESDAYLLC/THE BRITISH FILM INSTITUTE/BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2024

水浴び姿がキュートな”死を告げる鳥”デスはサイズも変幻自在&タバコもたしなむ!?『終わりの鳥』新場面写真

3月6日(木) 5:00

昨年北米公開され話題となった、アメリカの製作&配給スタジオ「A24」の最新作『終わりの鳥』が4月4日(金)より公開される。このたび、ひと際、強烈な存在感を放つ鳥<デス>の新場面写真6点が解禁された。
【写真を見る】なんだかほっこり!洗面台に溜められた水に恐る恐る足を入れる<デス>

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ある日、余命わずかな少女チューズデーの前に<デス>という名のしゃべって歌う奇妙な鳥が舞い降りた。地球を周回して生きものの“終わり”を告げる鳥<デス>と、その鳥と寄り添う病を抱えた少女、そして一心不乱に鳥と闘う少女の母親。世にも奇妙な<デス>と突如、対峙することによって、母娘は間もなく訪れるであろう別れを次第に受け止めてゆく。そのプロセスを風変わりな表現を用いて、驚きとユーモアと涙で満たした映画『終わりの鳥』が、アイス・キューブの名曲「It Was a Good Day」に乗って、いよいよ日本に“飛来”する!

ゾラと会話をする<デス>

次世代を牽引する新たな才能を発掘してきたA24のもと、長編監督デビューを飾ったのはクロアチア出身のダイナ・O・プスィッチ。タバコをくゆらせ、ラップのリズムを刻むチャーミングなキャラクターを造形する一方で、“死”という観念を奇想天外に視覚化し、その苦悩にも触れるなど奥行きのあるストーリーに仕立てた。繊細でウィットに富んだチューズデー役には、『恋人はアンバー』(20)のローラ・ペティクルー。シリアスとコミカルを横断する絶妙なバランスで母親ゾラを演じたのは、エミー賞常連の人気テレビシリーズ「VEEP/ヴィープ」で知られる、コメディエンヌのジュリア・ルイス=ドレイファスだ。

大きな羽を広げて空を舞う<デス>

解禁されたのは、死を告げる鳥<デス>の絶妙な表情や姿を捉えた新場面写真だ。先日のポスタービジュアルと予告編解禁時に大きなインパクトを与えて話題となった、色あざやかな鳥<デス>。彼は手のひらサイズになったり、急に人間と同寸になったりと変幻自在だ。コンゴウインコをメインに、絶滅危惧種を含めた様々な種類の鳥を複合的に掛け合わせてクリエイトされたのが、世にも奇妙な<デス>なのだ。新場面写真では、<デス>が大きな羽を広げて空を舞う姿をはじめ、小鳥のようにサイズダウンして洗面台をお風呂代わりに水浴びしたり(その前のシーンでは溜められた水におそるおそる足を入れている!)、ご機嫌な表情で電子タバコをたしなんでいたりと、自由にその形を変えているなんともユニークなシーンが捉えられている。

『終わりの鳥』は4月4日(金)より公開

これまでと同様に、少女と同等の大きさになったり、人間よりも巨大化したりと、様々な大きさの<デス>が確認できる。プスィッチ監督は、<デス>のビジュアルを制作するにあたり、恐ろしくもあり、愛らしくも見える姿かたちと雰囲気を探し求めたという。そんな試行錯誤を重ね、誕生したのが、魅力的な神々しさとチャーミングさをあわせ持った死を象徴する鳥、その名も<デス>である。ぜひ、様々な<デス>の姿にも注目して本編を鑑賞してほしい。

文/山崎伸子


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