ロサンゼルス・ドジャースとメジャーリーグベースボール(MLB)は、3月5日(水)から3月30日(日)までの期間、ドジャース没入型体験イベント「Dodgers Experience at MLB Tokyo Series presented by Guggenheim(ドジャース・エクスペリエンス展 at 東京シリーズ by グッゲンハイム)」を、東京・虎ノ門ヒルズにあるTOKYO NODE GALLERYで開催中だ。今回先んじて行われた内覧会に参加。日本初上陸の優勝トロフィーや本物のチャンピオンズリング、大谷翔平の“前人未到”の記録「50-50」を記念したコーナーなど、会場の様子をレポートする。
【写真】大谷「40-40」達成時のベース、優勝トロフィーも! “ドジャース展”の様子
■レアなアイテムの数々が展示
本展は、スタジアムの臨場感や昨今の名場面に触れられる「イマーシブ・エクスペリエンス」をはじめ、ドジャースの歴史が学べるコーナーや大谷翔平の「50-50」記念コレクションなどの「展示エリア」、グッズが手に入る「ショップエリア」の3つのエリアで構成された、実際にドジャースタジアムを訪問しなければ経験することのできないさまざまなドジャース体験(エクスペリエンス)を提供するイベント。
まず注目したいのは、日本初上陸となる「2024年ワールドシリーズトロフィー」の展示コーナー。昨年ドジャースがワールドシリーズに優勝した際、大谷や山本由伸らが誇り高く掲げたトロフィーを間近に見ることができる。また、2020年のワールドチャンピオンが手にした本物の「チャンピオンリング」も展示されており、実際に手に付けることが可能。警備員の方に見守られる中、筆者も実際に付けさせてもらったが、指にずしりと感じる重み、眩しく感じるほどの煌めきに、チャンピオンになる“すごさ”を疑似体験でき、思わず感動してしまった。
また、大谷の「50-50」記念コーナーには、2024年9月19日のマイマミ・マーリンズ戦で達成された、前人未到の「50-50」(1シーズン50本塁打・50盗塁)に関する展示を用意。「40-40」を決めた盗塁で到達した際のベース、59盗塁打を達成した際のベース、そして大谷が着用したユニフォームやヘルメットなども飾られている。
中でもじっくり見てほしいのはベース。土汚れがついていたり、少しプレートが折れていたり、実際のプレイの激しさを間近で感じることができる。
このほかにも展示コーナーには、フレディ・フリーマンやムーキー・ベッツらのユニフォームやキャップ、伝説のジャッキー・ロビンソンなど全12名の永久欠番選手のユニフォームや記念アイテム、野茂茂雄の新人王などのトロフィー、2002年以降に配布された「ボブルヘッド」コレクションなど、思わず目を見張るレアなアイテムの数々が展示されている。
ちなみに、会場の最後には、大谷がデーブ・ロバーツ監督にプレゼントした“ミニポルシェ”も展示。ロバーツ監督からお返しされたカラーボールも用意されており、写真を撮って楽しむことが可能だ。
なお、レジェンドパスを購入すると、大谷や山本の豪速球と鋭い変化球をリアルに感じられる「VRバッティングセンター」を体験可能。キャッチャーとして「捕る」、バッターとして「打つ」ことができるのだが、実際に打席に立ってみると、VRといえども早すぎて全く目で追うことができず、空振り、空振り、空振りの連続に。実際に大谷らからヒットを勝ち取ることができるか、ぜひとも体験してみてはいかがだろうか。
「ドジャース・エクスペリエンス展 at 東京シリーズ」は、3月30日(日)まで開催。
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