左より)山田孝之、山下美月(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
3月4日(火) 4:20
4月18日(金) に公開される映画『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』に、ゲスト声優として山田孝之と山下美月が出演することが発表された。
本作は、青山剛昌原作のTVアニメ『名探偵コナン』の劇場版シリーズ最新作。第28弾となる今作では、長野県の雪山で巻き起こる過去と現在の事件が描かれる。
長野県警の大和敢助が雪山で「ある男」を追跡中、銃弾が敢助の左眼をかすめ、雪崩に巻き込まれる。その10カ月後、奇跡的に生還した敢助は、野辺山天文台の研究員が何者かに襲われたという通報を受け、現場に駆け付けるが、天文台のパラボラアンテナが動き出した途端、隻眼となった左眼が突如疼きだす。一方、雪崩事故を調査している警視庁時代の同僚と会う約束をしていた毛利小五郎とコナンが、待ち合わせ場所に向かう途中、銃声が響き渡り……。眠りの小五郎と長野県警の大和敢助。一見接点のなさそうなふたりを繋ぐ「眠っていた記憶(じけん)」とは。
山田は今回のオファーを受けて「幼少期にテレビでの放送が始まった時から見ていたので、その作品に参加できることが純粋に嬉しかったです。毛利小五郎が好きだったのですが、資料をみたら僕の方が年上になっていて……小五郎さんが年下でした(笑)」と、まもなくTV放送30周年を迎える『名探偵コナン』の歴史を感じつつ、毛利小五郎がメインキャラクターとなった本作にゲスト声優として参加することへの喜びを滲ませた。
山田は、2023年に行われた第1回横浜国際映画祭のレッドカーペットに参加した際、『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』チームの次に登壇。その際、胸元に入れていた黒縁メガネをかけ、「真実はいつもひとつ!」のポーズでフォトセッションを行うなど、自身が出演していないにもかかわらず、『名探偵コナン』の作品PRしていた。今回の撮影で久しぶりにコナンと対面した際も「久しぶりだね」と優しく声をかけるなど、2年ぶりの再会に表情を緩めていた。
そして、グループ卒業後もドラマや映画への出演が相次ぐ山下が、本作で声優に初挑戦。声の仕事を学ぶため、事前に『名探偵コナン』のTVアニメのアフレコを見学し、声優陣が実際にキャラクターに命を吹き込んでいる現場を目の当たりにした後、自身でも練習を重ね、走ったり、驚いたりするリアクションを声だけで表現する芝居をやり遂げた。
山田が演じる大友隆は、長野の山中で炭焼き小屋を営む寡黙な男で、物語の中盤からコナンや小五郎、長野県警とも深く関わる人物。人当たりが良く、協力的な姿とは別に何か秘密を隠しているような様子もあり、過去と現在に雪山で起きた事件とどのように交わっていくのか。
一方、山下が演じる円井まどかは、敢助の左眼が疼きだす原因となった巨大なパラボラアンテナを持つ国立天文台野辺山に所属する施設研究員。物語の冒頭、何者かに襲われ、事件のきっかけとなる役を真摯に演じた。
なお、ゲスト声優が2名になったのは、2019年公開の『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』以来、6年ぶり。東京と長野の警察組織を取り巻く重厚なミステリーに、ふたりの演じる役がどう関わっていくのか、期待が高まる。
<キャスト コメント>
■大友隆 役:山田孝之
幼少期にテレビでの放送が始まった時から見ていたので、その作品に参加できることが純粋に嬉しかったです。毛利小五郎が好きだったのですが、資料をみたら僕の方が年上になっていて……小五郎さんが年下でした(笑)。今回演じた「大友隆」は炭焼き小屋の主人で、普段のお芝居は全身を使って表現しているので、声と感情だけでリアリティを表現するアフレコはやはり難しいなと思いつつ、新たな発見もあって勉強になりました。
まだ完成品は観られていないのですが、僕も毛利小五郎好きとして、完成した作品で小五郎の活躍を見るのが楽しみです!皆さんも是非楽しみにしてください!
■円井まどか 役:山下美月
小さい頃からずっと愛され続けている『名探偵コナン』の作品に参加することができて、ここまでお仕事頑張ってきてよかったなと思いましたし、すごく光栄な機会をいただけて嬉しかったです。
「円井まどか」は天文台の研究員です。実は事前に、TVアニメのアフレコ現場へ見学に行かせていただき、「こういう風にキャラクターに命を吹き込まれているのだ」と、とても感動し、その後、少しだけ練習もさせていただいて本番に挑みました。
劇場版『名探偵コナン』は毎年本当に素敵な作品ばかりですが、今作もファンの皆さんが「こんなシーン見たかった」というシーンがたくさん出てきますので、是非ご覧いただきたいです!
<プロデューサー:近藤秀峰、吉田剛志、岡田悠平による起用理由コメント>
山奥で孤独に生きるミステリアスな人物。これは類まれな演技力と予測不能な魅力を併せ持つ山田孝之さんしかいない!と確信。何かを抱えた男の深みを見事に表現していただきました。
一方、事件の始まりを告げる重要人物。これは今最もフレッシュな輝きを放つ山下美月さんに演じて欲しい!という思いでした。熱心に取り組んでいただき、現場では「さすが山下プロ」と大絶賛。
ちなみに、今回活躍する小五郎役の小“山”さん。コナン役の高“山”さん。蘭役の“山”崎さん。
そして“山”田さんと“山”下さん。八ヶ岳のように山々が連なる布陣となりました。
小五郎と長野県警、そして「山×山コンビ」にご期待ください!
<作品情報>
『名探偵コナン 隻眼の残像』
4月18日(金) 公開
公式サイト:
https://www.conan-movie.jp/2025/
(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会