なにわ男子・長尾謙杜、“未来の姿”がディーン・フジオカという配役に「母親がすごく喜んでました」

なにわ男子・長尾謙杜/※ザテレビジョン撮影

なにわ男子・長尾謙杜、“未来の姿”がディーン・フジオカという配役に「母親がすごく喜んでました」

3月4日(火) 12:20

なにわ男子・長尾謙杜
【写真】長尾謙杜、當真あみから贈られた四つ葉のクローバー入りのプレゼントを披露

なにわ男子の長尾謙杜が、3月4日に都内で開催された主演映画「おいしくて泣くとき」完成披露試写会に登場。共演の當真あみ、安田顕、ディーン・フジオカ、メガホンをとった横尾初喜監督と舞台あいさつを行い、劇場映画初主演を務める感想や共演者の印象などを語った。

■森沢明夫氏の同名小説を実写映画化

同作は、人を純粋に思う優しさを真っすぐに描いた森沢明夫氏の同名小説を実写映画化。森沢氏の著書を映画化した「大事なことほど小声でささやく」(2022年)でもメガホンをとった横尾監督が演出、長尾が主人公・心也役を務め、當真がヒロイン・夕花を演じる。主題歌はシンガーソングライター・Uruの「フィラメント」に決まっている。

幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。孤独だった同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成し、互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない思いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年がたち、彼女の秘密が明かされる――というストーリーだ。

劇場映画初主演ということで、長尾は「事務所に入って11年かな、やってきてようやく劇場映画初主演をさせていただけてすごくうれしいなと思っております。そしてこんなにもたくさんの方々に集まっていただいて、愛されているなと感じております」としみじみ話すと、すぐさま横のディーンが「愛してるよ!」と伝え、長尾は「ありがとうございます!うれしい…!」と満面の笑みを浮かべた。

そのディーンは、長尾演じる心也の30年後という役どころ。同じ役ということで共演シーンはなかったそうで、長尾が「僕も心也ですし、ディーンさんも心也なので一緒になるシーンは当然ないんですよ。撮影現場でお会いすることはなかったんですけど、その後少ししてからテレビ局でお会いして…」と語りだすと、ディーンは「それはまだ言っちゃダメだよ!」と冗談めかして止めに入り、長尾は「えっ?分かりました。まだ秘密にしておきます(笑)」と言葉をのみ込んだ。

また、“同じ役”ということでディーンは「こうやって隣に並ばせていただいて、必ず似てるかチェックされるんだろうなって心して来ました」とあらためて長尾と接近し、並んでニッコリ。

そんなディーンが自身の30年後の役ということに、長尾は「僕の未来がディーンさんだったらいいなって思います」とした上で、「役が決まって、母親に伝えたんですよ。すごく喜んでいて。『あなたもディーンさんみたいに育ったらいいね』って小さい声で言ってましたね。『(そうだとしたら)いい育ち方してるな』って言ってくださいました」と話すと、ディーンは「うれしいなあ。よろしくお伝えください」と顔をほころばせた。

続けて長尾が「映画の感想を聞くと、僕の感想より『ディーンさんどうだった?』ってお母さん聞いてくるんですよ。ある意味、親孝行はできたかなって思います」と誇らしげに話すと、ディーンは肩を組んで「お母さん、素晴らしい息子に育てて…僕は親の顔が見てみたいです!」と長尾の母に向けて語り、長尾も「ありがとうございます。会ってもらいたいですね」とうれしそうにしていた。

ディーン・フジオカ

■長尾、“父親役”の安田は「すごく優しい方」

そして父親役である安田の印象を聞かれると、長尾は「お会いするまでもテレビの画面越しに見せていただいたり、カメラ屋さん(『カメラのキタムラ』のCMキャラクター)で見せていただいたり、そういった印象があったんです」とおどけつつ、「なぜか少し怖い印象があったんですけど、いざ会ってみるとすごく優しい方で、演じてくださったお父さんと一緒で温かい方だなと感じましたね。僕ら(當真と)2人を本当のお父さんかのように見てくださっていて、頼りがいもあり、撮影しやすかったですね」と感謝を込めた。

それを受け、安田は「うれしいねえ…ちなみにカメラ屋さんの補足ですと、(『カメラのキタムラ』では)中古買取もしておりまして。ぜひそこは書いていただきたく…」とちゃめっ気たっぷりにCMキャラクターとしてアピールし、長尾も「皆さんもカメラが要らなくなったら持って行ってください」と乗っかり、取材のカメラマンたちに呼び掛けていた。

さらに、作品タイトルにちなんでそれぞれ「○○で泣くとき」というお題でフリップに記載した、“泣いたエピソード”を披露することに。そこで長尾は「當真あみに泣いた」と発表。

その理由について「クランクアップの日に、キャスト・スタッフさん含め全員分の四つ葉のクローバーをパウチのようなものに挟んでくださって。撮影中に(當真が)ずっと四つ葉のクローバーを探していて、どんだけ探すんだろう、どんだけ夢かなえたいんや?って心の中で思っていたんですけど、最終日にそういうサプライズをしてくださって。一人一人にメッセージを書いてお渡ししていて、なんていい子なんだ!って感じました」と説明し、その時もらったプレゼントを披露。「後ろに『心也くんありがとうございました夕花』って書いているんですけど、こういったことをできる方はすてきだなと思って泣きました」と打ち明けた。

恐縮しながら聞いていた當真は「(四つ葉のクローバーは)私一人で見つけたわけではないんですけど、その場にいたスタッフさんにも全員配れたと思うので、30くらいはあったと思います」とし、「最初は一人で探していたんですけど、だんだん四つ葉のクローバー探しの仲間が増えていって、どんどんいろんな人が。長尾さんも探してくださって」と話すと、その場にいなかったというディーンは「一緒に探したかったなあ。残念だったなあ」と残念がり、長尾が「次は5人で探しに行きましょう」とまとめていた。

映画「おいしくて泣くとき」は4月4日(金)に全国公開。

◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT)




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