“どこまでリアルに見せられるか”「プロジェクト・サイレンス」最先端のCG技術を活用したメイキング映像公開

撮影現場の雰囲気が伝わる笑顔のメイキング写真

“どこまでリアルに見せられるか”「プロジェクト・サイレンス」最先端のCG技術を活用したメイキング映像公開

3月4日(火) 2:00

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韓国のパニックスリラー「プロジェクト・サイレンス」(公開中)で、「CG or Real」と題されたメイキング映像と充実した撮影現場の様子が垣間見られるキャストの集合写真が公開された。

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映像では、キム・テゴン監督とともに、CGスーパーバイザーのソン・ヨングと「パラサイト半地下の家族」や「ただ悪より救いたまえ」「バーニング」「哭声コクソン」などの撮影監督を務めたホン・ギョンピョが、リアルに撮影したシーンとCGを活用したシーンについてこだわりを明かしている。

リアルに撮影された100台の車の多重衝突事故シーンの裏側が明かされるが、撮影のため実際に約200メートルの道路のセットが作られ、60台以上の車がリアルに衝突する緊迫のシーンを確認することができる。続いて本作のカギを握る“軍事実験体”たちの無差別攻撃シーンの様子が明かされるが全てCGで表現されており、撮影現場では代わりに人が演技していたのが見て取れる。

なお、本作主演のイ・ソンギュンは2023年12月に死去。生前のインタビューで「セットでは目に見えない生き物がそこにいるかのように演じなければならなかったので難しかったです。俳優陣がイメージしていた生き物の姿がそれぞれ少し違っていたので、リアクションを統一するためにたくさん話し合いました」とCGを活用する撮影シーンの難しさについて語っていた。

また、もともとCGで表現されるはずだった型破りなレッカー車運転手・チョバクが火を吹くシーンを、演じたチュ・ジフンが自らリアルな撮影を望み、自身で火を吹いた撮影について、監督が「火吹き芸人よりもはるかに大きな火を吹くのです。スタッフ、俳優たち全員が拍手を送りました」と、ジフンを褒めたたえている。その他、「崩壊危機の空港大橋」と題されたセットとCGを駆使して描かれたヘリコプターが墜落し、橋が崩落しかける大迫力シーンのメイキングにも注目だ。

本作は、「新感染 ファイナル・エクスプレス」「パラサイト 半地下の家族」の製作陣によるパニックスリラー。第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門に正式出品され、韓国で初登場No.1に輝いた。舞台となるのは、360度海に囲まれた空港大橋。国家安保室の行政官ジョンウォン(イ・ソンギュン)は、留学に旅立つ娘を空港へ送る途中、濃霧の橋上で激しい玉突き事故に巻き込まれてしまう。タンカーの横転で有毒ガスが蔓延し、電波の喪失で通信障害が発生、さらに救助のヘリコプターさえ墜落してしまった。爆発で崩壊の危機にさらされた橋の上に取り残された生存者は116人。そして、全方位逃げ場のない絶望的状況の中、移送中の軍事実験体・エコーの脱走が判明する。一寸先も見えぬ霧闇の中で、生存者は制御不能となったエコーの標的となり、橋は地獄絵図と化す。

【作品情報】
プロジェクト・サイレンス

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