四児の母でタレントの辻希美さんがYouTube動画を更新。次男の反抗期が始まったことを明かしました。
■「臭いんだったらお前は寝ろっ!」
(※画僧は辻希美さんオフィシャルブログより)
「まだ顔も洗ってない」と寝起きスタイルで撮影を始めた辻さん。「外が寒すぎてみんな朝の機嫌が悪い」と言い、子どもたちを学校へ送り出すのも朝から一苦労だったようです。
長女で高校生の希空(のあ)さん、長男で中学生の青空(せいあ)さんはともかく、小学6年生の次男・昊空(そら)くんと保育園年長さんの三男・幸空(こあ)くんが特に「朝の機嫌が悪すぎてめちゃめちゃ大変」だといい、「幸空の出発風景を撮影しようと思ったんですけどあまりにぐずぐずしすぎて、無理だった」と辻さん。さらに昊空くんに関しては「昨日の朝、マジで機嫌が悪すぎて喧嘩というかバッチバチになりまして。帰ってきて二人で反省をした」という事件もあったそう。
というのも、4月から中学生になる昊空くんがついに反抗期に突入したそうで、辻さんは「いやマジ無理。小学5~6年生が本っ当に無理なの。何に対しても言い訳してくる、今までと違うタイプ」と吐露。ただ、本人と話をしてみたところ、「自分でもわからないんだって。イライラしちゃうんだって。ママの月に1回(の生理)と一緒だねって話になった」そうです。
そのイライラはどうしようもないとわかってはいるものの、たとえばこんな衝突が。昊空くんがそろそろ寝ようという時間に辻さんが納豆ごはんを食べていたら、「ママ納豆臭いんだけど(怒)。なんでこんな時間にごはん食べてんの?」と突っかかられ、「臭いんだったらお前は寝ろっ! 寝る時間だ!」と言い返してしまったといいます。
長女・長男の反抗期も経験済の辻さんですが「私の中で育児で一番わからないゾーンは小学校5年・6年」という点はずっと変わらず。「3回めにしてやっぱり5年6年の接し方がマジで未だにわからない」といい、さらに次男は上の子たちとは少しタイプが違い「反抗してくる中にもすごい幼いところがあったりもするからマジで難しい」「朝バッチバチで喧嘩して出て行ったと思ったら、帰ってきて『ママ朝はごめんね』と謝ってくれたりするから、私もたぶん昊空も感情がぐちゃぐちゃな感じ」と悩みを打ち明けました。
■「子どもと一緒に過ごせる時間って12年ぐらい」
また、長女と長男の反抗期は自室にこもりがちで、親としても適度に距離を置いていましたが、昊空くんはずっとリビングにいたい派のよう。「普通にリビングにいるんだよ、いるんだけど、周りがみんなうるさいみたいな感じになるの。寝る時間なら部屋に行けってなるけど寝る時間でもないのに部屋に行けっていうのも、それでまたずっと部屋にいられてもなあとか思うから……リビングにいるのはうれしいことなんだけど」と、ここでもどう接していいかわからないといいます。
自分でもイライラする感情をどうコントロールすればいいかわからない思春期。辻さんは「そのゾーンに入ったんだなって思ってあんまりこう、触れないようにしようって思った。一応気にして接するようにしてる」といい、「3年耐えれば多分落ち着くはずだと思います」。
辻さんは子育てに限らず、大変なことにぶつかったときは「人生の中のこの一瞬」と思って乗り越えるようにしており、「そのときはすごく長く感じるけど、長い人生の中でこの何ヶ月とか、2~3年とか。2~3年って長いけどね、自分に言い聞かせて乗り越えるようにしてる」と明かしました。
特に長男長女次男の育児は、「年も近くてすごく長く感じた。本当にマジで長いと思ったけど、今思えばなんか一瞬だった気がする」という辻さん。ただ、「子どもと一緒に過ごせる時間って12年ぐらいなんだなと思う。(反抗期を経て)高校生になるとまた戻ってくる感じはあるんだけど、やっぱ旅行に行くのだって家族と行くより友達と行くほうが絶対楽しいと思うのよ」としみじみ語っていました。
■反抗期は適度な距離と見守りが必要
「年頃の男の子の扱いが意外と難しい」と悩むご家庭は少なくありません。
何を話しても反抗的な態度が返ってきたり、無視して部屋に引きこもったりといった反抗的な態度に、親としてショックを受けることもあるでしょう。ただ、子ども自身も自分のことが理解できず、もどかしく感じています。
ホルモンバランスの変化という身体的成長と、学校等の社会の中でいろんな人と自分を比較し成長する心理的成長とのバランスが崩れて、意味もなくイライラして過ごすのが反抗期なのです。
この時期は適度な距離を置くことが肝心です。「宿題したの?」「いつまでゲームしているの?」などと、ついつい口を出したくなりますが、このころに経験する失敗は必要な失敗であると考え、子どもの責任だと割り切り、適度な距離を置いてみましょう。
同時に、肯定的な言葉がけを意識することも大切です。理不尽な態度を取られるとつい否定的な声がけをしてしまいたくなりますが、感情的な反論はぐっとこらえて。「学校で疲れてるんだね。ゆっくり休んで」「あなたなりにいろいろ考えてるんだよね」などできるだけ肯定的な言葉がけをすることで、自信がつき、親を信頼してくれることにもつながります。
先に適度に距離を置くことが大事と書きましたが、してはいけないことをした時は、きちんと叱ることが大切です。この時期の息子は、人を傷つけることやお金を盗むことなどのしてはいけないこともする可能性があります。その時に、親は毅然としてダメなものはダメだと叱ってあげることが必要です。
反抗期はとにかく干渉されることに腹を立てます。ついつい我が子の行動に干渉してしまいたくなる気持ちはわかりますが、ぐっと我慢して、見守るようにしましょう。
参照:
反抗期の息子に困る親が知っておきたい3つの対処|余計ひどくなるNGな対応【心理カウンセラー解説】
(マイナビ子育て編集部)
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