【写真】イケメンすぎる！中国の国宝級イケメン、レオ・ロー

“顔が認識できない男”と“他人に変身できるヒロイン”が織りなす一筋縄ではいかないラブロマンス――。中国で配信開始するなり各種ランキングを席巻し、瞬く間に10億回視聴を突破してiQIYI年間優秀ドラマ賞にも輝いたロマンス時代劇「顔心記(がんしんき)～シェイプ・オブ・ラブ～」が3月3日(月)夜9時よりCS放送「衛星劇場」で日本初放送される。メインカップルを演じるのは、中国の“国宝級イケメン”と呼び声の高いスター、レオ・ローと、主演作「贅(ゼイ)婿～ムコ殿は天才策士」(2021年)でブレイクした注目女優ソン・イー。ユニークなストーリーに加え、スター2人によるケミストリーも視聴者の心を掴んだ「顔心記」に注目する。

■顔が認識できない…!?「顔心記～シェイプ・オブ・ラブ～」あらすじ

「顔心記～シェイプ・オブ・ラブ～」は、子どもの頃に頭を強く打ったせいで顔が認識できない“失顔症”を患う青年・江心白(こうしんはく／レオ・ロー)と、月経が来ると勝手に他人に変身してしまう“変身能力”を持った流しの女性医者・顔南星(がんなんせい／ソン・イー)の出会いから巻き起こるユニークなラブストーリー時代劇。

成人して捕り手の大総捕となった江心白は、父の死の原因となった禁制の毒薬“癸草(きそう)”の撲滅に執念を燃やしていた。ある日、癸草の捜査のため向かった地・河蛮(かばん)で心白は女性医者・顔南星と知り合う。予期せぬ変身に悩む彼女は、その解決策を求め河蛮に来たのだった。

目の前の人物の顔が認識できない江心白と、突然別人に顔が変わってしまう顔南星――それぞれ人に言えない秘密を抱え、さらに癸草の害に並々ならぬ危機感を持つ2人は、たびたび顔を合わせるうち互いに特別な感情を抱いていく。

■あざとい？ レオ・ロー演じる硬軟自在キャラ“江心白”



本作ならではの要素は何と言っても、主人公カップルに与えられた“失顔症”と“変身能力”というユニークなキャラクター設定。 一見クールでパーフェクトだが、実は“相手の顔が認識できない”という致命的な弱点を持った江心白を、イケメンスターのレオ・ローがクール＆セクシーとコミカルのギャップ鮮やかに演じている。

レオ・ローといえば、「霜花の姫～香蜜が咲かせし愛～」(2018年)や「白華の姫～失われた記憶と3つの愛～」(2018年)といったファンタジー時代劇に出演し、中国時代劇ドラマにおけるイケメンスター“古装男神”と称されるほど圧倒的な人気を誇るイケメン俳優。そんな彼が、どう見ても本人とは似ても似つかない丸顔でひげ面のおじさんに変身してしまい逃げ惑う顔南星をいたってまじめに「お嬢さん…大丈夫か？」と気づかうシーンはなんともシュールで笑いを誘う。



そして江心白はとてもピュア。父親が濡れ衣を着せられる原因になった癸草の撲滅に全力を傾けており、必要とあれば自分の腕を斬りつけて、患者を治療する顔南星に自身の血を提供したりする。驚く顔南星に「お前には、死ぬより怖いことがあり、生きるより大事なことがあるのだろう？私にも“使命”があるのだ」と、自身の信念を語る姿は、どんなにコミカルなシーンを見た後でもやっぱり小憎らしいほどにカッコいい。

その上、酔っぱらって「顔がよく見えない。顔南星、どんな顔なんだ」と唇と唇がふれそうなほどに顔南星に顔を近づけ、もたれかかるなど天然なのかあざといのか微妙なラインのセクシーまで覗かせ、視聴者をときめかせる。

■「贅婿」ソン・イーが作り上げたはつらつ前向きキャラクター



対する顔南星は、医師という仕事に誠実なキャラクター。権力にも屈せず、癸草に冒され苦しむ患者のため全力を尽くしたりもする。偶然出会った江心白のつかみどころのないキャラクターに腹を立てたり、ドキドキさせられたり…振り回されながらも、癸草を撲滅したいという江心白の心意気に触れ、次第に共鳴。だんだんと、特別な感情を芽生えさせていく。

演じるソン・イーは「慶余年～麒麟児、現る～」で話題を集め、主演作「贅婿～ムコ殿は天才策士」で本格ブレイクした注目女優。その美貌と親しみやすさで、ところかまわず発動してしまう変身能力に悩まされながらもひたむきに道を切り開こうとする前向きなキャラクターをはつらつと演じている。運命と使命のはざまで葛藤する2人の魅力的なキャラクターに加え、ストーリーが進むにつれて増していく胸キュンロマンスからも目が離せない。

■ネット検索数累積61億…“口コミ爆発”の注目作



ドラマのメガホンを取るのは「オオカミ君王(キング)とひつじ女王(クイーン)」(2020年)や「ありのままの君に恋して」(2021年)などの人気作品を手掛けた監督、ユー・ジョンジョン(于中中)。失顔症と変身能力という特異な設定を絶妙に活かし、好感度の高い主人公カップルのチャーミングでピュアな恋模様に昇華させている。

他にも、「安楽伝」(2023年)などの衣装スタイリストや、「長月輝伝～愛と救世の輪廻～」「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」(2018年)も手掛けた美術担当など名だたるスタッフが制作に参加し、荘厳で美麗な画面作りにもこだわった。

最旬キャストと実力派スタッフ、ユニークなシナリオにダイナミックな美術…と、注目の要素がそろった「顔心記～シェイプ・オブ・ラブ～」だけに、中国大手プラットフォームiQIYIでも配信前から予約数200万を突破する超期待作として話題を集めていたが、配信開始後もその勢いは止まることなく視聴数は瞬く間に10億回を突破。

配信元iQIYI内における熱度(人気度)は8,500を超え、全プラットフォームを通しても他の強豪タイトルを抑えて6月のWebドラマ総合ランキング1位(※猫眼網絡熱度月榜冠軍)となる快挙を果たした。中国SNS(Weibo)における検索最高ランキング1位、全ネットでの検索数も累計61億超…と、口コミも爆発。まさに 24年夏を代表する大ヒットとなった。

本作で描かれるのは、顔が認識できない男と顔が変わってしまう女が“心”でつながっていくストーリー。「顔心記～シェイプ・オブ・ラブ～」は中国きってのスターカップルによる眼福ロマンスでありながら、“心でつながる”尊さも味わえる新時代ならではのラブロマンス時代劇なのだ。

◆文＝酒寄美智子





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