「首が動かない!」突然の激痛の正体は…整形外科で下された意外な結論とセルフケアの重要性

「首が動かない!」突然の激痛の正体は…整形外科で下された意外な結論とセルフケアの重要性

3月2日(日) 0:55

事務職に就いて、約30年。電卓をたたいたり、パソコンを打ったりと肩凝りの要因はたくさんある仕事ですが、肩が凝ったという感覚はありませんでした。ところが45歳になったころ、肩凝りが突然襲いかかってきました。肩凝りとは、首から肩にかけて固くなり痛くなること。漠然とそう認識していましたが、まさかあんなにつらいものだとは思いもしませんでした。
朝起きたら…首が回らない!?
何の変哲もないある朝、 起きたら肩から上が動かなくなってしまいました 。というより、 首を動かすと激痛が走り動かせません 。激痛を避けるため、首は動かさないように腰から上を一緒に動かすので、まるでロボットのような動きになってしまいました。

不便ではあるものの、まったく動けないわけではないので普段通り家事をこなし、仕事に出かけました。ただ、寝違えたレベルではない激痛は、しばらくたっても治る気配がありませんでした。周りに気付かれるのが嫌だった私は、なるべくバレないようスムーズに動くことを心がけたのですが、どうしてもぎこちなくなってしまい、「どうしたの?」と声を掛けられることが多く、隠し切れませんでした。

こんなに痛いのは、何か悪い病気の前兆なのではないかと心配になり、病院へ行くことにしました。
病院での診断結果…痛みの原因は
首を揉む女性

仕事帰りに整形外科に行き、問診の後にX線検査をしました。その後、再び診察室へ入ると先生から 「X線検査の結果、異常は特に見当たらず、痛みの原因は肩凝りだと思われます」 と言われました。そんな訳がないと思った私は 「いえ先生、違います。肩凝りの痛みより何倍も痛いんです。他に原因があるはずです!!」 と訴えました。

ところが先生からは「 肩凝りを経験していない人に、肩凝りの痛みではないと判断ができるはずもないでしょう。症状を聞く限り、原因は肩凝りです。 湿布と痛み止めを処方しておきますから、これで様子を見てください」と言われてしまいました。

たしかに経験のない痛みでしたが、まさか肩凝りがこんなに痛いとは夢にも思いませんでした。
自分の体の声を聞くことの大切さ
アロママッサージのイメージ

薬を飲むと激痛からは解放されましたが、痛みや違和感はしばらく残ったままでした。薬や湿布で痛みを取りながら、ストレッチをしたり、整体やアロママッサージに通ったりとさまざまなケアをしましたが、 違和感がなくなるまでに1カ月以上 を要しました。

アロママッサージに行ったときには「体の疲れをため込み過ぎです」と言われました。

「不調を感じないとは言え、感じにくいタイプなだけで年齢的に考えても体は疲れています。少しの時間でもいいので作業の合間に腕を上に伸ばしたり、肩を回したりするストレッチを取り入れてみてください。もっと自分の体の声を気にしてあげてください」

そう言われてハッとしました。そして、 自分で自分の体をケアする。もう40代も後半なので、そういう年齢になったのだと認識 しました。
まとめ
あれから、根を詰めて仕事をしたときなどは、人目を気にせずストレッチをするようにしています。また、肩に違和感を感じたら早めにセルフケアをしているので、あの激痛になるまでには至っていません。



※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:倉田 みさき/40代。3人の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。
イラスト/サトウユカ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

監修者:医師 中村 光伸先生 光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。


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