【写真】クラスメートを前に自分の抱えた問題について明かす吉柳咲良“椎葉”
松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第7話が、3月2日(日)に放送される。
■日本教育にはびこる腐った権力に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”
本作は、とある高校を舞台に権力争いや国の思惑、大人社会の要素を入れ込んだ学園ドラマ。官僚派遣制度によって私立高校への出向が命じられた東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂)が、令和の時代を生きる18歳の高校生たちを導きながら、権力に立ち向かっていく姿を描く。
学園ドラマではありながらも、子供が生きる「学校」と大人がもがく「省庁」という、一見別次元にある二つの現場を中心に物語が展開。制度を作る側の官僚では変えられない現状に対し、御上は学校から声を上げ、制度の内部から日本の教育をぶっ壊そうとする。
未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実に、一人の“官僚教師”と令和の高校生たちが共に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。教育のあるべき真の姿を描いた、これまでとは一線を画した新たな学園ドラマとなっている。
■脇を固める俳優陣と総勢29人の生徒役キャスト
主人公である官僚教師・御上孝を松坂が演じるほか、御上が担任を務める隣徳学院3年2組の副担任・是枝文香役を吉岡里帆、御上の同期である文科省官僚・槙野恭介役を岡田将生、御上の上司である文科省総合教育政策局局長・塚田幸村役を及川光博、ある出来事がきっかけに隣徳学院を去った元教師・冴島悠子役を常盤貴子、隣徳学院理事長・古代真秀役を北村一輝が務める。
さらに、隣徳学院3年2組の生徒役を務めるのは、オーディションで選ばれた若手俳優29人。報道部の部長でクラスのカリスマ的存在・神崎拓斗役の奥平大兼の他、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、豊田裕大、上坂樹里、高石あかり、八村倫太郎、山下幸輝、夏生大湖、影山優佳、永瀬莉子らキャストが出演する。
■日曜劇場「御上先生」Episode7 -delusion-あらすじ
第7話では――
隣徳学院に、“ヤマトタケル”を名乗る人物から3通目のFAXが届く。そこに添えられていた写真が、教師たちの間に波紋を広げることに。そんな中、文科省では津吹(櫻井海音)が悲劇に見舞われ、その様子を目の当たりにした槙野(岡田将生)にはある思いが去来する…。
一方、事件を起こした椎葉(吉柳咲良)が密かに行っていたことが明らかとなり、学校は椎葉に退学処分を下す。心配する生徒たちに対し、御上(松坂桃李)は椎葉の問題が日本の社会問題とも通じていることを提起する。
――という物語が描かれる。
■予告映像にも注目!
番組公式HPや公式Xなどで見ることができる「救済」と題された予告動画では、「隣徳のブランドに泥を塗った。最低でも退学ですか」と語る古代と、怒りを抑えたような表情を浮かべる溝端の「開校以来初めてです」という言葉からスタート。
続けて「おかしいですよね。彼女の窮状に手を差し伸べるべき時に退学って」と疑問を呈する御上や、教室でクラスメートを前に「処分を受ける覚悟ならできてます」と暗い表情で語る椎葉、その言葉にじっと聞き入る生徒たちの姿が映し出されていく。
そこから生徒たちは、大人たちによる判断が間違っていることを示すため、自分たちで考え行動を起こす。彼らを突き動かしたのは、「どうして“これ”を盗まなければならなかったのか」という御上の問いかけに対する椎葉の答えがあるようで…。
そして映像は、「何か、道を踏み外してるんじゃないかって。だとしたら、私は生徒たちを守らなきゃいけない」という、是枝の決意の言葉で幕を閉じる。合間に映し出される大人たちの意味深な表情、そこに隠された思惑も気になるところだ。
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