映画『ベイビーガール』ニコール・キッドマンと監督の絆が垣間見える特別映像公開

映画『ベイビーガール』メイキング写真

映画『ベイビーガール』ニコール・キッドマンと監督の絆が垣間見える特別映像公開

3月1日(土) 2:00

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A24製作の映画『ベイビーガール』の特別映像が公開された。

主演を務めるニコール・キッドマンが、第81回ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞、TIME誌が選ぶ2024年映画No.1を獲得するなど注目を集める本作。愛する夫と子ども、キャリアと名声――すべてを手にしたCEOが、年下のインターンによって秘めた欲望を嗅ぎ分けられ、力関係が逆転、深みにはまっていく様を、スリリングな展開と大胆な官能で描く。

先日、TIME誌による2025年Women of the Yearのひとりに選出されたことが発表となったキッドマン。記事によると、2017年に彼女は18カ月ごとに女性監督と仕事をすると誓い、過去8年間で19本の映画・テレビで女性プロデューサーや俳優と積極的にタッグを組んできた。多くの俳優が、#MeToo時代における女性映画製作者の機会の少なさを訴えても、才能の登用に踏み切った者はほとんどいなかった中で、キッドマンは「自ら出演しないとハリウッドの現状は変わらない」と話し、その絶大なスター性を活かして、本作の監督を務めたハリナ・ラインのような新進監督に光を当てることを使命としているという。

今回公開された特別映像<ふたりの絆編>では、その使命のもとにこれまでさまざまな作家とタッグを組んできたキッドマンが、ライン監督と手を組んだ『ベイビーガール』について、「物語自体が壮大な旅だった。特別な結末が待ち受けているのが分かった」と話すところから始まる。完璧な人生を送りながら、キッドマン演じるロミーの心の奥深くに眠る欲望がゆっくりと目を覚ましていく本作だが、キッドマンは「脚本を読んで虜になった」「このような女性の描き方は珍しい」とその注目すべき点について明かす。

また監督が今回のキッドマンとのタッグを振り返り、「私たちの間の絆は、作品全体にいい影響を与えた」と話すと、キッドマンも「心を開き監督にすべてを委ねた」と話し、ふたりの厚い信頼関係によって作品が成立し、完成したことが窺える。

さらにキッドマンは、「監督のユーモアにはいたずら心があり、私たちの予想を完全に裏切ってくる」と監督への賛辞を贈り、同時に監督も「ニコールの演技は精神に訴えかけてくる」とその演技を絶賛。最後に本作のテーマについて監督は、「自分を解放する喜びを称えてるの。性別は関係ない。セクシーな映画よ」と断言している。

映画『ベイビーガール』特別映像<ふたりの絆編>

<作品情報>
『ベイビーガール』

3月28日(金) 公開

公式サイト:
https://happinet-phantom.com/babygirl/

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