【画像で見る】さば缶活用!むくみ対策に「さばともやしの酸辣湯」
体の「冷え」が気になる季節ですが、血行が悪くなると、むくみの原因にも。体を温めたいときは、あつあつのスープが一番!そこで、気軽に取り入れやすい「薬膳」のレシピが人気の料理家、齋藤菜々子さんに、この時期イチ推しのレシピを教わりました。食卓の主役になる具だくさん仕立てで、あとはご飯があれば大満足!の2品をご紹介します。
教えてくれたのは
齋藤菜々子さん
料理家、国際中医薬膳師。一般企業に就職後、食事が心身の充実につながることを実感し、料理の道へ。「今日からできるおうち薬膳」をモットーにした、身近な食材を使う作りやすいレシピが人気。Instagram @nanako.yakuzen
■ソーセージとかぼちゃのカレースープ
「体を温める食材でおすすめなのが【かぼちゃ】。同じく体を温める【スパイス】と相性抜群です。今回は中濃ソースとカレー粉を使い、香りよく仕上げます」(齋藤さん)
【材料・2人分】
かぼちゃ...1/8個(正味150g)
ウインナソーセージ...4本
玉ねぎ...1/2個(約100g)
ミニトマト...6個
A
・しょうゆ、中濃ソース...各大さじ1/2
・カレー粉...小さじ1
・塩...小さじ1/3
・砂糖...ふたつまみ
・水...2と1/2カップ
バター
粗びき黒こしょう
■【作り方】
1.玉ねぎは1cm四方、ミニトマトは縦半分、かぼちゃは皮つきのまま小さめの一口大に切る。ソーセージは斜め半分に切る。
2.鍋にバター10gを中火で溶かし、玉ねぎを入れて炒める。うすく色づいてきたらソーセージ、かぼちゃ、Aと、好みでローリエを加え、煮立ったらふたをして弱火で6~7分、かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。
3.ミニトマトを加えて中火にし、トマトが少しくずれるまで煮る。
4.器に盛ってこしょう少々をふり、好みでパセリのみじん切りを散らす。
(1人分262kcal/塩分2.8g)
■さばともやしの酸辣湯(サンーラータン)
「血行をよくして老廃物を流してくれる【さば】に、体の余分な水分を除く【もやし】を合わせます。さばは水煮缶を使えば、下ごしらえいらずでラクチン!」
【材料・2人分】
さば水煮缶...1缶(約190g)
溶き卵...1個分
もやし...1/2袋(約100g)
しいたけ...2枚(約40g)
しょうがのみじん切り...1かけ分
A
・酒、オイスターソース...各大さじ1
・酢、しょうゆ...各大さじ1/2
・水...2カップ
B(混ぜる)
・片栗粉、水...各小さじ2
こしょう
1.もやしはひげ根が気になれば除く。しいたけはかさと軸に分け、それぞれ薄切りにする。さばは缶汁をきり、身を粗くほぐす。
2.鍋にAを混ぜ、しいたけ、さば、しょうがを加えて中火にかける。煮立ったら弱めの中火にし、約3分煮る。火を止め、Bをもう一度混ぜてから回し入れ、全体を混ぜる。
3.もやしを加えて中火にかけ、混ぜながら1~2分煮る。とろみがついたら強めの中火にし、煮立ったら溶き卵を少しずつ回し入れる。卵がふんわり固まったら、こしょう適量をふる。
4.器に盛り、好みで万能ねぎの小口切りをのせてラー油をかけ、さらに酢を加えても。
(1人分240kcal/塩分2.6g)
どちらも、程よい辛みが後を引く、ご飯によく合う味わい深いスープです。体を芯から温めて、寒い季節を元気に乗り切りましょう!
レシピ考案/齋藤菜々子撮影/よねくらりょうスタイリング/佐々木カナコ栄養計算/スタジオ食
編集・文/singt
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