名優アンソニー・ホプキンスが実在のローマ皇帝を演じる歴史スペクタクル・ドラマ「激情のコロッセオ死にゆく者たち」(全10話)が、BS10スターチャンネルで4月16日から日本独占初放送されることが決定。これに先駆けAmazon Prime Videoの「BS10スターチャンネルEX」で3月21日から独占日本初配信がスタートすることが合わせて発表された。また、予告編と場面写真が公開された。
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【画像】「激情のコロッセオ死にゆく者たち」フォトギャラリー
ホプキンスが演じるローマ皇帝・ウェスパシアヌスの姿を収めた予告映像は、大迫力の4頭立て馬車による戦車競争シーンが確認することができる。また、合わせて公開された場面写真では、「ゲーム・オブ・スローンズ」のラムジー役で海外ドラマファンを恐怖に震え上がらせたイワン・リオンが演じる野望に満ちた裏社会のボス、テナックスの姿も見てとれる。
本作の原作は、映画「グラディエーター」のインスピレーション源になったと言われている歴史小説「Those About To Die」。ローマ帝国の世界を鮮やかに描いた同著を映像化するにあたって、ローマのチネチッタ・スタジオで撮影が行われた。映画「ベン・ハー」で使われたセットや新たに建設したセットを駆使して実写撮影を行い、背景の歴史的建造物等は最新鋭のCG技術で再現。紀元1世紀のローマの世界観をリアルに再構築している。
なお、全10話中5話の監督を務めたのは「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ。さらに制作陣には映画「300 スリーハンドレッド」のスタッフらが名を連ねている。
【あらすじ】
西暦79年、ローマ帝国。老帝ウェスパシアヌス(アンソニ―・ホプキンス)はローマ市民のための娯楽の殿堂“コロッセオ”の建設に取りかかっていたが、自らの心身が日々衰えていくことを感じ、後継者に長男ティトゥスを選ぶか次男ドミティアヌスを選ぶか、考え始めていた。
そんなローマの街で民衆の人気を集めていたのは、チャリオットと呼ばれる4頭立て馬車による戦車競争。賭博場を経営するテナックス(イワン・リオン)は八百長試合を仕掛けては金儲けに精を出し、さらなる成り上がりを画策していた。
その頃、ローマの属領であるアフリカのヌミディアではローマへ奴隷として売られることになった姉妹を助け出そうとした青年クワメもまた捕らえられ、剣闘士予備軍の一員として妹たちと共にローマに連れ去られる。彼らの母カーラ(サラ・マーティンス)は子どもたちを救おうとローマへ向かう。一方、クワメは小柄ながら剣闘士の資質があると見込まれ、トレーニングを開始するのだが……。
【作品情報】
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グラディエーター
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