韓国の大ヒット映画『オオカミ狩り』(22)の制作会社が贈る問題作『デビルズ・ゲーム』が3月7日(金)より公開される。このたび鬼気迫る攻防戦から一転、ユーモアを交えたグリーティング映像が解禁。さらにいち早く本作を鑑賞した各界の豪華著名人から、本作への絶賛コメントも一挙大公開された。
【写真を見る】映画への期待感が高まる!いまむーによる『デビルズ・ゲーム』のイラスト
主演には、ドラマ「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」(19)や、『オオカミ狩り』(23)で演じた寡黙な犯罪者役など幅広い役柄をこなすチャン・ドンユン。普段は誠実な役柄が多いが、本作では本格的な悪役に初挑戦。これまでの爽やかなイメージを脱ぎ捨て、ボザボサなパーマヘアとポップでワイルドなファッションで、残酷で狂気じみたシリアルキラー、ジニョクへと変貌した。
一方、手段を選ばない刑事ジェファンには『狼たちの墓標』(21)や『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』(24)など、コメディからノワールまでジャンルを問わない実力派俳優オ・デファンが、これまで演じてきた刑事役のコミカルなイメージを払拭。そんな2人が一人二役を演じて引き起こした化学反応が本作の見どころとなっている。
解禁されたのは、無差別殺人を楽しむ、稀代のサイコパスを演じたドンユンと、殺人⻤の顔を持つ刑事を演じたデファンから、本作の公開を心待ちにしているファンに贈るグリーティング映像だ。「日本のみなさんこんにちは」と、にこやかな雰囲気で日本語で挨拶をするドンユンとデファン。それぞれ自己紹介をすると、映画『デビルズ・ゲーム』が日本で公開することや、本作が殺人鬼と刑事の体が入れ替わるアクション・スリラー作品であることをアピール。
また今回2人がこれまでに無い新たな役に挑戦したこともあり、「新しい姿をお見せすることができると思うので楽しみにしててください」と劇場公開への期待が高まるコメントを寄せる。最後にドンユンの「ぜひ映画館で会いましょう!」に続けて「ありがとうございます!」と元気に挨拶。さらにその後、「ハッ」と気合の入った掛け声を行うデファン。本編の鬼気迫る攻防とは真逆の和やかな雰囲気が伝わる映像となっている。
そして各界で活躍している豪華著名人から絶賛コメントも到着。ひと足先に本編を鑑賞した役者で小説家の松井玲奈からは「最後の一瞬までスクリーンから目を離すことのできないスリリングな体験。世界がひっくり返るとはこのことか!と思わず唸ってしまいました」というコメントが。またグラビアアイドルやタレント、最近では映画好きとして多数の映画を紹介するなど映画インフルエンサーYoutuberとして、様々なジャンルで活躍中のRaMuは「観終わった後、呆然としてしまった…」など、予測不可能な展開と観客も欺く鮮やかなトリックを評価している。
さらに2025年公開の『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』を手掛けた近藤亮太監督は「韓国映画×追跡×殺人の方程式にハズレなし。『デビルズ・ゲーム』もその証明となる一本である」と語る。また、精神科医として臨床に携わる一方で、テレビ、ラジオコメンテーター、映画評論、漫画分析などマルチに活躍中の名越康文からは「霊性と心理学の間に立って、よくこのような物語を作ったものだ。しかし一方で、現実にも起こり得ることだと思う」と精神科医ならではの視点で、本作の真相に迫るコメントを寄せた。そのほかにも、韓国スリラーならではのバイオレンス描写の容赦なさや登場人物の怨念の凄まじさ、リアル感のある異常性を描いた本作を賞賛する声が続々と届いている。
そのほかにも、映画監督の安里麻里や、「映画秘宝」編集長の田野辺尚人、フリーアナウンサー兼俳優の宇垣美里、映画系インフルエンサーの人間食べ食べカエル、ビニールタッキー、宮岡太郎、末廣末蔵、ホラー映画取締役、氏家譲寿(ナマニク)、韓国系ライターの高橋尚子などから多くの方から称賛のコメントが届いた。さらに映画ライター兼イラストレーターのゆいちむ、いまむー、22(旧名:Biss)からは本作のおどろおどろしい雰囲気と入れ替わることになってしまった真相を匂わせるようなイラストも到着している。
■<著名人コメント>
●松井玲奈(役者、小説家)
「最後の一瞬までスクリーンから目を離すことのできないスリリングな体験。世界がひっくり返るとはこのことか!と思わず唸ってしまいました」
●近藤亮太(映画監督)
「刑事と殺人鬼が入れ替わる?はいはい、いつものアレね、観なくてもわかるよ。…なんてナメていたら、悪魔の騙し合いに見事に翻弄されてしまった。韓国映画×追跡×殺人の方程式にハズレなし。『デビルズ・ゲーム』もその証明となる一本である」
●安里麻里(映画監督)
「普通のキャラ入れ替わり映画と思ってたのに…どこまで裏切るんですか??終わった瞬間、笑ってしまうぐらいラストシーンまで翻弄されました!チャン・ドンユン、オ・デファン本気で凄い!」
●RaMu(タレント、YouTuber)
「展開予測不能!視聴者巻き込み型クライムサスペンス!犯人と刑事が入れ替わっちゃった!?というストレートなストーリーだと思ったら大間違い!ハラハラドキドキさせられ、見ているこちら側も大混乱するほど展開が読めないぞ!私は観終わった後、呆然としてしまった……」
●名越康文(精神科医)
「凄まじく面白い。霊性と心理学の間に立って、よくこのような物語を作ったものだ。しかし一方で、現実にも起こり得ることだと思う」
●宇垣美里(フリーアナウンサー、俳優)
「スプラッタでダーティーな私たち、入れ替わってる〜!?は、ある種の王道かと思いきや、その先入観の斜め上をいく展開に、予想は裏切られっぱなし。周囲に相談なしの独断暴走、本当に良くない」
●田野辺尚人(映画秘宝二代目編集長)
「人はなぜ高い所から落ちたり怪しい施術で心と体が入れ替わるのか?極才色の光を背負う殺人鬼集団。彼らは殺人映像をウェブに流していた。そして事件を追う刑事は最悪の手段を選ぶ。『デビルズ・ゲーム』は米ソ冷戦時代の呪わしい施術にまで遡り、血まみれの決斗を繰り広げる!全身にガツンと来る怖い映画だ」
●人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
「流血、殺戮、非情、裏切りに満ちた、この世で最も最悪な『あいつがオレで、オレがあいつで』がここに!!!どこに転ぶか分からないトリッキーな展開に翻弄され、溢れる暴力に打ちのめされる!狂獣ひしめく韓国暴力映画界にイキの良いハードコアムービーが殴り込みをかける!!!」
●ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
「連続殺人鬼と熱血刑事が入れ替わった!?刑事の姿で自由の身となった殺人鬼が、殺人鬼の姿の刑事に”凶悪なゲーム”を提案する。容赦のない暴力と凄惨な犯罪に息を飲み、暴かれた真実に驚愕する。ファンタジーとリアルの悪魔的合体!」
●宮岡太郎(映画監督、映画レビュアー)
「人格転移スリラーの、その先へ。殺人鬼と刑事の魂が入れ替わる設定が、とんでもない脚本のツイストによって想像の斜め上の方向へ。スリリングなサスペンス描写と高度なシナリオが融合した韓国映画らしい満足の快作!」
●末廣末蔵(ジャンル映画大好きツイッタラー)
「“暴力刑事”×”変態殺人鬼”の『身体入れ替りスリラー』と言う枠組みから、容赦無い韓国映画らしく“倫理”と”常識”を無視して大きくはみ出しながら急スピンの連続、血反吐を巻き散らしながら驚愕の終点へ...そしてアドレナリンと血液と脳髄とよだれと興奮と悔恨が同時にあふれ出す”真実”を目撃する…」
●ホラー映画取締役
「刑事と猟奇殺人鬼が入れ替わってる!?まさかのボディチェンジで狂気を帯びていく刑事と殺人鬼の逆転生活。湿度の高いバイオレンスに固唾を飲んでいると、頭をトンカチでぶん殴られたような衝撃に襲われた。まじかよ!これは思いつかないよ!! 」
●氏家譲寿(ナマニク)(文筆家、映画評論家)
「『殺人鬼と刑事の人格が入れ替わるなんて、どんなサイコファンタジーなんだよ?』と思っていたら、ファンタジーよりも奇天烈で、万の狂気よりも理性が崩壊していた。この映画に正気な人間は存在しない」
●ゆいちむ(映画好きOL)
「常識を超えた異常者と対峙する時、必要なのは勇気や正義ではなく毒だ。 悪魔を欺くのか、それとも悪魔に喰われるのか。 善悪の境界を揺さぶりながら転化していく高悪性度の物語に、きっとあなたも震えるはず」
●いまむー(お絵描き映画感想ツイッタラー)
「目に映る全ての情報に身を委ねてください。ブッ飛びます。ユニークで挑戦的、これに応える2人の神がかった熱演なくしてこの傑作は成立しなかったと思います。これだから映画を観るのはやめられない…!!!」
●22(イラストレーター)
「想像を絶する設定と、それを完全に自分のものにしたチャン・ドンユンとオ・デファン。 彼らの演技に、私は開始数分で心を奪われました…!物語は常に私の予想を裏切り、次の展開への期待と緊張感で、最後まで目が離せなかっです」
●高橋尚子(エンタメライター)
「殺人鬼役かぁ と身構えて観たけれど、悪魔のような残酷な姿を見せた後の、『あれ、あなた優しい刑事さ…ん?』な化けっぷり。肉体入れ替わり系は多々あれど、最後まで騙されまくりでチャン・ドンユン、恐ろしい子!」
文/山崎伸子
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