【写真】井伊家再興のために奔走する柴咲コウ“直虎”
柴咲コウ主演で、戦国乱世を駆け抜けた遠江の領主・井伊直虎の生涯を描いたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(毎週木曜夜6:15-8:00に2話連続放送、BS松竹東急[全番組無料放送・260ch])。2月27日(木)には第32話「復活の火」と第33話「嫌われ政次の一生」が連続放送される。本記事では、高橋一生の俳優としての評価が一段と高まった第33話に焦点を当てながら、各話のあらすじや見どころについて紹介していく(以下、一部ネタバレを含みます)。
■高橋一生、柳楽優弥、阿部サダヲら豪華キャスト陣が集結
BS松竹東急で10月31日より放送中のドラマ「おんな城主 直虎」は、2017年にNHKで放送された柴咲コウ主演の大河ドラマ。今川や武田、徳川ら大国に領地を狙われる中、戦国時代に男の名で家督を継いだ井伊家のおんな領主・直虎が、勇気と知恵を振り絞って仲間と共に運命を切り開いていくストーリーだ。
前代未聞のおんな城主となり、井伊家再興のために奔走する主人公・直虎を演じるのは、ドラマ「35歳の少女」で主演を務め「ガリレオ」シリーズにも出演する柴咲コウ。そして、直虎と幼馴染で井伊家の家老・小野政次役を、「風林火山」や「軍師官兵衛」など大河ドラマへの出演も多い俳優・高橋一生が熱演。
そのほか、菅田将暉やムロツヨシ、柳楽優弥、菜々緒、山田裕貴、松平健、阿部サダヲなどの豪華キャストが顔を揃える。
■第32話「復活の火」&第33話「嫌われ政次の一生」 あらすじ
第32話では、政次(高橋一生)が“井伊家復活”を図るために今川氏真(尾上松也)に従うふりをして、見事氏真の信頼を得ることに成功する。一方、政次と裏で手を結ぶ直虎(柴咲コウ)は、徳川家康(阿部サダヲ)に対して書状を送り、“徳川の遠江侵攻に協力する代わりに井伊家を復活させ家臣に加えてほしい”と願い出るのだった。
そんな中、ついに始まった武田信玄(松平健)による駿河侵攻。破竹の勢いに次々と今川国衆も寝返り出し、氏真は絶体絶命の危機に瀕する――。
続く第33話では、直虎と政次が約束通り徳川勢の井伊谷への進軍を受け入れようとするが、突然その軍勢に向かって矢が放たれた。実は、徳川の先導役だった近藤康用(橋本じゅん)による“罠”で、康用は徳川勢に矢を放った罪を政次に押し付け、井伊谷を自分のものにしようと企んでいたのだった。
当然直虎は政次の身の潔白を主張するが、牢に閉じ込められてしまう。するとそこへ徳川家康が現れ――。
■政次の壮絶な最期が描かれる第33話…高橋一生の演技にも注目
激動の後半戦に突入した本作。特に第33話で魅せた高橋の熱演ぶりは当時視聴者の間でも大きな反響を呼び、感情移入せずにはいられない演技力の高さに注目が集まった。
そんな高橋演じる政次は、表には出さずとも幼馴染の直虎のことを誰よりも思い、強い意志を持って井伊家を守ろうと必死に奮闘する人物。実際に、直虎の許嫁・親役(三浦春馬さん)が討たれてしまった後はずっと直虎を守り続け、物語を牽引する重要な役どころとして存在感を示している。
しかし第33話では、政次の壮絶な最期が描かれる。政次は、自身にかけられた罪をかぶって牢に閉じ込められてしまった直虎を救うために、自ら囚われの身となるのだ。もちろん、直虎は政次を救出するために説得を試みるが、政次はこれを拒否。そして物語終盤では、衝撃的なラストを迎えることとなる…。
自らを犠牲にしてでも愛する直虎を守ろうとする政次と、その思いを真正面から受け止める直虎。クライマックスでは2人の固い絆が垣間見えるだけでなく、柴咲と高橋による迫真の演技も相まって、切なくも感動的なシーンに仕上がっている。
同話で、俳優としての実力をさらに世間へ知らしめることとなった高橋。ネット上では放送を前に、「『直虎』の中でも特にお気に入りの回」「内容がすごく気になる!」「伝説の回…号泣した記憶がある」などの声が寄せられていた。
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