伊藤あさひ“整”、松本大輝“和章”とのこれまでの関係に終止符を打つ姿が切なくて泣ける<ふったらどしゃぶり 最終回>

ドラマ特区「ふったらどしゃぶり」最終話より/(C)「ふったらどしゃぶり」製作委員会・MBS

伊藤あさひ“整”、松本大輝“和章”とのこれまでの関係に終止符を打つ姿が切なくて泣ける<ふったらどしゃぶり 最終回>

2月26日(水) 11:33

ドラマ特区「ふったらどしゃぶり」最終話より
【写真】松本大輝“和章”と真剣な表情で向き合う伊藤あさひ“整”

伊藤あさひと武藤潤(原因は自分にある。)がW主演を務めるドラマ特区「ふったらどしゃぶり」(毎週木曜深夜0:59-1:29ほか、MBSほか)の最終話が2月20日に放送された。整(伊藤)と和章(松本大輝)のこれまでの関係に終止符が打たれる様子が描かれ、切ない涙がこぼれた。(以下、作品のネタバレを含みます)

■“セックスレス”に悩む不器用な大人のラブストーリー

同作は、「ツミデミック」で第171回直木三十五賞を受賞した一穂ミチのBL代表作「ふったらどしゃぶり When it rains, it pours」を実写ドラマ化。WEB小説マガジン「fleur(フルール)」(KADOKAWA)で連載され、2013年にフルール文庫版が発刊、2018年に新書館ディアプラス文庫として新装版が発売された、“セックスレス”に悩む不器用な大人のラブストーリーを描いている。

タワーマンションで同居する幼なじみへの恋心に思い悩む、家電メーカー「伊坂堂」総務部の半井整(なからい・せい)役には、伊藤が配役。彼女とのセックスレスに悩む、整と同じ会社の営業部に勤務する萩原一顕(はぎわら・かずあき)を、武藤が演じる。その他、一顕の同棲中の彼女でネイリストの水谷かおり(みずたに・かおり)役の秋田汐梨、整の幼なじみであり同居相手の藤澤和章(ふじさわ・かずあき)役の松本らがドラマを盛り上げる。

また、オープニング主題歌は、本作のために書き下ろされたONE LOVE ONE HEARTの「ビターネクター」に決定。エンディング主題歌は、わんちゃんわんわんねこにゃんにゃんによる書き下ろし楽曲 「明けない夜」。切ない思いを歌う両曲が本編に彩りを加える。


■彼女とのセックスレスに悩む一顕と、同居中の幼なじみとのかなわぬ恋に悩む整

家電メーカーの営業部で働く萩原一顕は、同棲中の彼女・水谷かおりとのセックスレスに悩んでいた。ある日、会社で同期会の幹事を任され、店の候補を自分宛にメールしたつもりが、誤って“誰か”に送ってしまう。

届いた先は、実は一顕と同じ会社の総務部で働く同期の半井整で、彼もまた、同居中の幼なじみ・藤澤和章とのかなわぬ恋に悩んでいた。まさか連絡を取っている相手が同僚だと思いもしない2人は、メールを送り合い、やがてぶっちゃけた話をする関係に。そして、ひょんなことからお互いがメール相手だと知る。

かおりから拒絶された夜、一顕は整に連絡をして2人は初めて体を重ねる。一顕はかおりと別れるが、「もう2人になるのはやめよう」と整から告げられて以来、会社で整とは顔を合わせなくなっていた。一方、和章は家に帰ってこず、整は一顕への気持ちは寂しさからくる一時の気の迷いだったと思い込む。

整は家のリビングで和章と向かい合わせに座り、「今日は和章に話したいことがあって」と切り出す。

■和章「ずっと整が好きだった。子どもの頃からずっと。特別な意味で」

和章は自分にとって大事な人だが、もう戻れないと思うと話す。和章は「ずっと整が好きだった。子どもの頃からずっと。特別な意味で」と打ち明け、整の両親が事故に遭った日に、彼らの車を引き止めて話をしたことを話す。「もしあの時、俺が引き止めなければ、2人は事故に遭わなかった。いっぺんに親を亡くして打ちのめされてるお前に俺が原因なんて言えなかった」と言って自分のことを責める。

整は否定するが、和章は「一番ゾッとしたのは俺が心のどこかでそれを幸せだと思ってたことだ。整の家族を奪っておきながら、友だちからも遠ざけて、整が俺に依存することを安堵してた。整が俺のことを好きって言ってくれてうれしかった。でも、それはおじさんたちの死の上に芽生えた気持ちで、本来あっちゃいけなかった」と続ける。

整が「和章、俺のこと好き?」と尋ねると、頷く和章。整は「じゃあ、俺がこれから言うこと絶対に疑わず100%信じて。和章が声をかけなくたって未来は変わらなかった。もし、あの日出かけなかったら…考えだしたらキリがないけど、人間の一生とか運命ってきっとそういうもんだよ。生きている限り、諦めきれなくても諦めなきゃならないことがある。和章は悪くない。何も壊してない。だから俺を支えてくれた力でちゃんと自分を幸せにしてほしい」とおだやかに語りかけるのだった。

整と和章の心のすれ違いが辛く、これまでの2人の関係に終止符が打たれたことが切なくて涙がこぼれる。また、和章と向き合えるほどに整が強く成長した姿と、彼を支えた一顕の存在に胸が熱くなった。

◆構成・文=牧島史佳




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