【写真】観客の反応を求める中川大志
俳優の中川大志が2月25日、都内で行われた映画「早乙女カナコの場合は」完成披露舞台あいさつに、共演の橋本愛、臼田あさ美、中村蒼と共に出席。10年前と変わったことなどについてトークを繰り広げた。
■中川大志、10年前は「むちゃくちゃ生意気だった」
本作は、柚木麻子の小説「早稲女、女、男」の映画化。男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコ(橋本)と演劇サークルの先輩・長津田(中川)の10年に渡る恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記となっている。
作品の内容にちなみ、イベントでは10年前の自分と変わったところについてトークを展開。中川は、10年前は16歳だったと振り返り「高校2年生とかですかね。むちゃくちゃ生意気だったと思います、本当に」と告白。
「学園ドラマとかで、年上の世代の方とお仕事することが多かったんですよ。本当によくぞあんなにかわいがってくれたなって思いますね。お兄さんお姉さん方が」としみじみ語り、「今、自分みたいな16歳がいたらぶっ飛ばすと思います、っていうぐらい、生意気だった」と笑った。
さらに、「変わったところで言うと、(昔は)結構完璧にやりたいタイプだったんです。でも、(今は)許容できるというか、自分の失敗を許せる範囲が広がったのかなって思います」と、10年前からの変化を明かした。
■臼田あさ美、「絶好調の日があまりなくなりました」
また、臼田は「物価じゃないですか?10年前はもうちょっと野菜とか迷わず買えていたんですけど、今は物価が高くて何を買うにも比べたり迷ったりします」という回答で会場の笑いを誘う。
自分自身について聞かれると「あんまり変わってない気がする」と言いつつ、「絶好調の日があまりなくなりました」と告白。「朝起きたら『肩痛いかも』とか『腰重い』みたいなことがやっぱりあります」と語った。
中村は「僕は食ですかね」と答え、「10年前は23歳なんですけど、その時は割となんでも食べられるし、とにかくおなかいっぱいになれば十分だった」と回顧。
「今は、油が無理です(笑)。見事に年上の人が言っていた通りになっているなって。これは怖いな、って」と笑いながら話していた。
映画「早乙女カナコの場合は」は、3月14日(金)より全国で公開。
◆取材・文=山田果奈映
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