2月23日(日) 19:10
こたつ布団は、年に一回は洗濯した方がいいと考えられます。
カバーをつけていたとしても、飲食物をこぼしたときの汚れなどがふとんにも染み込んでいるかもしれません。そういった汚れのほか、人の汗や皮脂などの汚れも付着している可能性があります。
こたつ布団は暖かく湿気がこもりやすいため、汚れを餌にしてダニが繁殖していることもあり得ます。ダニが繁殖しているこたつ布団をそのまま使用することで、家族がアレルギーやぜんそくなどの症状を引き起こしてしまうことも考えられるでしょう。
そのため、シーズンが終わってこたつ布団をしまうタイミングで洗濯することをおすすめします。ただし、汚れてしまったときは放置すると落ちにくくなるため、その都度洗濯した方がいいでしょう。
こたつ布団を自宅で洗濯できるか確認するためには、洗濯表示や洗濯機の容量をチェックする必要があります。
洗濯表示に「水洗い不可」の表示がある場合は、自宅で洗えないため、クリーニングに出すことになるでしょう。
令和6年8月以降は衣類の取り扱い表示が変更され、水洗い不可のものは「家庭洗濯NG」の表示になります。また、水洗い可能な場合は洗濯できる可能性がありますが、手洗いマークが表示されている場合は洗濯機を使用できません。
同様に、自宅の洗濯機に入りきらない大きさのこたつ布団の場合も、自宅で洗うにはお風呂場などでふみ洗いをする必要があるでしょう。ふみ洗いは何度も水を取り換えて泡が出なくなるまですすいだり、洗った後で水を切ったりするのに手間がかかるため、大変な作業になるかもしれません。
こたつ布団をクリーニングに出した場合にかかる費用を確認してみましょう。料金はクリーニング業者によって異なるため、数社を例に挙げてご紹介します。
●掛・敷/200×200センチメートルまで:2750円(税込み)
●掛・敷/200センチメートル以上:3674円(税込み)
●掛・敷/長方形:4730円(税込み)
●化繊こたつ掛け布団:2750円(税込み)
●綿こたつ掛け布団:4950円(税込み)
●羽毛こたつ掛け布団:5500円(税込み)
こたつ布団の大きさや素材にもよりますが、2000円台~5000円台でクリーニングに出せるようです。
こたつ布団には汚れが染み込んでいたりダニが発生したりしている可能性もあるため、目立つ汚れがなくても年に一回は洗濯した方がいいと考えられます。
洗濯表示を確認して水洗いが可能であれば自宅で洗濯できる可能性もありますが、洗濯機の使用が不可な場合や、そもそも洗濯機に入りきらないサイズの場合は、浴槽でのふみ洗いが必要になるかもしれません。
クリーニングに出した場合は2000円台~5000円台の費用がかかる場合もあるようですが、手間をかけて自宅で洗濯するのとどちらがコスパがいいと感じるのは人それぞれなので、よく比較検討してみるみることをおすすめします。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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